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執筆者の写真kotobako

兄弟喧嘩のさばき方

よくある間違い


・どちらかを叱る。


理由 叱られた方は恨みが残る。あいつのせいで、自分が叱られた。余計喧嘩はひどくなる。


正解

・両方の話を聞くが、どちらも裁きはしない



例えば、お兄ちゃんが弟に意地悪をした場合、その場面だけを気にりぬけば、悪いのは明らかにお兄ちゃん。


しかし、たいていの場合、その前にたくさんの伏線がある。その事情がすべて見えるわけではない。


また、特に伏線がないにしても、意地悪をした方が、自分が意地悪をしたことをわかっている。※相手が嫌がることを意図的にするには、相手が嫌がることを知っていないとできない。


それに対し、「なんでおまえはそんなに意地悪なことをするんだ」ととっちめたところで、誰も得をしません。


理由は、


①怒られたからと言って意地悪な気持ちが消えるわけではない。

②怒られると更に意地悪な気持ちが生まれてくる


なので、仮に、兄が弟に意地悪をすることがあれば


・さっとお兄ちゃんを抱きしめて、よしよしそんなことしなくても大丈夫だよ~

とか

・お兄ちゃんに対して、痛いの痛いの飛んでけ~でも良いかもしれませんね。意地悪な気持ち飛んでけ~という意味で。


いずれにせよ、許された人は人を許せるようになり、許されたなかった人は、人を許せないようになります。


とっちめるのは逆効果しかありません。


お気を付けください。













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