1学年理科 定期テスト① 模範解答・解説
過去問リメイク版(2023・2024・2025年度 出題内容より)/範囲:植物の観察・花のつくり・植物の分類
【配点】合計100点
知識・技能=62点:知技1(2点×6=12)・知技2(2点×4=8)・知技3(2点×5=10)・知技4(2点×4=8)・知技5(2点×4=8)・知技6(2点×3=6)・知技7(2点×5=10)
思考・判断・表現=38点:考1(2点×2=4)・考2(2点×2=4)・考3(2+3=5)・考4(2+3=5)・考5(2点×3=6)・考6(3点×2=6)・考7(2+3+3=8)
小問数=47問(知技31問/考16問)
知技 1観察器具の名称[2点×6=12点]
(1)双眼実体顕微鏡対物レンズが1つ、接眼レンズが2つ。プレパラートをつくらずに、厚みのあるものを立体的に観察できる。
(2)①微動ねじ図の鏡筒の支柱についた、ピントを細かく合わせるねじ(調節ねじ)。
(2)②視度調節ねじ左右の目の見え方の差を調節するねじ。双眼実体顕微鏡だけにある。
(3)⑤レボルバー回すと対物レンズを変えられる。
(3)⑥しぼり視野に入る光の量を調節する。
(3)⑦反射鏡光を反射させてステージの下から当てる。
知技 2顕微鏡の使い方[2点×4=8点]
(1)400倍10×40=400。拡大倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率。
(2)接眼レンズ先に接眼レンズをつけることで、鏡筒の中にほこりが入るのを防ぐ。
(3)遠ざけながら
(対物レンズとプレパラートを遠ざけながら合わせる)
近づけながら合わせると、行きすぎてプレパラートと対物レンズがぶつかり、こわれるおそれがある。
(4)ア、エ、オ倍率を上げると、見える範囲はせまく(ア)、視野は暗く(エ)なり、対物レンズとプレパラートの間隔もせまく(オ)なる。
知技 3アブラナの花のつくり[2点×5=10点]
(1)柱頭めしべの先端。花粉がつく部分。
(2)やくおしべの先端にある、花粉の入った袋。
(3)胚珠子房の中にある粒。
(4)果実子房→果実、胚珠→種子。セットで覚える。
(5)離弁花アブラナ・サクラ・エンドウなど。花弁がくっついているのは合弁花(タンポポ・ツツジ・アサガオ)。
知技 4マツの花[2点×4=8点]
(1)裸子植物マツ・スギ・イチョウ・ソテツなど。子房がないので果実ができない。
(2)A雌花は枝の先端、雄花はその少し下のほうに集まってつく。
(3)花粉のう雄花のりん片の裏にある、花粉の入った袋。
(4)空気袋花粉の両側についたふくらみ。風で遠くまで運ばれやすくなる。
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知技 5葉と根のつくり[2点×4=8点]
(1)平行脈単子葉類の葉脈。双子葉類は網目状の網状脈。
(2)R…主根 S…側根完答で2点。双子葉類の根。単子葉類はひげ根。
(3)根毛根の先端近くに生える細い毛。
(4)イツユクサは単子葉類。単子葉類の茎の維管束は全体に散らばっている。双子葉類は輪のように並ぶ(ア)。
知技 6シダ植物・コケ植物[2点×3=6点]
(1)胞子のうイヌワラビの葉の裏にある、胞子の入った袋。
(2)仮根コケ植物にあり、からだを地面に固定するはたらきをもつ。水を吸収するはたらきは(ほとんど)ない。
(3)DDが雌株。雌株に胞子のうができ、胞子がつくられる。
知技 7顕微鏡の拡大倍率[2点×5=10点]
(1)40(倍)10×4=40。拡大倍率=接眼レンズの倍率×対物レンズの倍率。
(2)600(倍)15×40=600。
(3)15(倍)300÷20=15。
(4)AA=10×4=40倍、B=10×10=100倍、C=15×40=600倍、D=300倍。最も低いのはA。
(5)スライドガラス観察物をのせる長方形のガラス板。その上にかぶせる薄いガラスがカバーガラス。
思考・判断・表現(38点)の解答・解説
考 1観察のしかた[2点×2=4点]
(1)アルーペは必ず目に近づけて持つ。動かせるものは観察するものを前後に動かす。動かせないものは顔のほうを前後に動かす。※ルーペで太陽を見てはいけない。
(2)ア、ウ、オスケッチは細い線と小さな点ではっきりと、目的のものだけを、影をつけず・線を重ねず・ぬらずにかき、気づいたことは言葉で書き加える。完答で2点。
考 2顕微鏡の視野[2点×2=4点]
(1)右上顕微鏡の像は上下左右が逆。像を中央に動かすには、像が見える向きと同じ向きにプレパラートを動かせばよい。
(2)低倍率のほうが視野が広く(見える範囲が広く)、観察するものを見つけやすいから。「視野が広い(見える範囲が広い)」という内容があれば2点。
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考 3花から実へ[(1)2点・(2)3点=5点]
(1)花粉管柱頭についた花粉からのびる管。花粉管の中を精細胞が胚珠まで運ばれて受精がおこる。
(2)7個
(理由)胚珠1つから種子が1つできるから。
【採点のポイント】「7個」で1点、「胚珠1つ→種子1つ」という対応を書けてさらに2点。「胚珠と種子が1対1で対応する」という内容があれば可。
考 4マツとアブラナの比較[(1)2点・(2)3点=5点]
(1)がく・花弁・子房完答で2点。マツは裸子植物なので子房がなく、胚珠がむき出し。花弁やがくももたない。
(2)マツの花粉は風によって運ばれるため、運ばれる途中で散らばり、胚珠のある雌花に届く花粉が少なくなる。そこで多量につくって受粉の確率を高めている。「風で運ばれる(散らばる)」で2点、「多量につくって受粉の確率を高める」で1点。虫媒花は虫が花粉を運ぶので量は少なくてすむ。
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考 5植物の分類[2点×3=6点]
(1)ア、イ、オ、カ、ク、コ、サ、シ種子植物=被子植物(ア イネ/オ アブラナ/ク ツユクサ/コ サクラ/サ タンポポ)+裸子植物(イ イチョウ/カ マツ/シ ソテツ)。完答で2点。
(2)サタンポポは双子葉類の合弁花。アブラナ・サクラは離弁花、イネ・ツユクサは単子葉類。
(3)エシダ植物(イヌワラビ)は胞子でふえ、根・茎・葉の区別がある。ウ スギゴケ・ケ ゼニゴケはコケ植物で区別なし、キ ワカメは藻類。
【分類の流れ】 種子をつくる → 子房がある(被子植物)/ない(裸子植物)。被子植物 → 子葉1枚(単子葉類・平行脈・ひげ根)/2枚(双子葉類・網状脈・主根と側根)。双子葉類 → 合弁花/離弁花。
種子をつくらない → 根・茎・葉の区別あり(シダ植物)/なし(コケ植物)/水中で生活し仮根もない(藻類)。
考 6根のはたらき[3点×2=6点]
(1)根毛があることで根の表面積が大きくなり、水や水にとけた養分を効率よく吸収できる点。「表面積が大きくなる」が必須(指定語)。これが抜けていたら最大1点。
(2)植物のからだを土の中でしっかりと支え、倒れにくくするはたらき。「からだを支える」という内容があれば3点。
考 7生育場所の考察[(1)2点・(2)(3)各3点=8点]
(1)エ建物の北側は日光が当たりにくく、地面がしめっている。ゼニゴケはこのような場所を好む。
(2)ゼニゴケには維管束や本当の根がなく、からだの表面全体から水をとり入れるため乾燥に弱く、日かげのしめった場所でないと生活しにくいから。「からだの表面全体から水を吸収する」で2点、「乾燥に弱い(しめった場所が必要)」で1点。
(3)タンポポは主根と側根を土の中に深くのばして水を吸収し、維管束によってからだ全体に水を運ぶことができるため、地表が乾いていても生活できるから。「根で(深いところから)水を吸収する」で2点、「維管束で運ぶ」で1点。
【この回の重点ポイント】
① 観察器具は「名称」だけでなく使う順序と理由まで問われる。接眼レンズを先につける理由、ピントを遠ざけながら合わせる理由は必ず書けるようにする。
② 花のつくりは やく→花粉/柱頭→受粉/胚珠→種子/子房→果実 の流れで覚える。マツは「子房がない=果実ができない」が決め手。
③ 分類は「種子でふえるか」→「子房があるか」→「子葉の枚数」→「花弁がくっつくか」の4段階。種子をつくらない側は「根・茎・葉の区別」で分ける。
④ 記述問題は指定語(表面積・花粉・維管束など)を必ず文中に入れること。指定語が抜けると大きく減点される。
知識・技能 62点 + 思考・判断・表現 38点 = 合計 100点(小問47問)
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