知技 3アジア州(2点×6=12点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | ア | 2 | 中国の人口の約9割を占めるのは漢族。イ〜エはいずれも55の少数民族にふくまれ、合わせても約1割にすぎない。 |
| (2) | イ | 2 | 夫婦の子どもを一人に制限したのが一人っ子政策。ア・ウは計画的な生産・増産をめざす政策、エは外国の資本や技術を導入する政策で、人口抑制が目的ではない。 |
| (3) | ウ | 2 | 北部を流れ小麦栽培がさかんなのは黄河。長江は南部で稲作がさかんな川、メコン川は東南アジア、ガンジス川はインドの川で中国北部ではない。 |
| (4) | ア | 2 | 東南アジアの国々の地域協力機構はASEAN。APECはアジア太平洋地域の経済協力会議、OPECは産油国の組織、NATOは北大西洋の軍事同盟である。 |
| (5) | イ | 2 | 植民地時代につくられた輸出向けの大農園がプランテーション。焼畑農業・遊牧は自給的な農牧業、混合農業はヨーロッパの農業で、輸出用の大農園ではない。 |
| (6) | ウ | 2 | ベンガルールで成長したのはICT(情報通信技術)産業。ア・イ・エはいずれも工業で、ソフトウェア開発を行う産業ではない。 |
知技 4ヨーロッパ州(2点×6=12点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 2 | ヨーロッパの統合を進める組織はEU。ASEANは東南アジア、AUはアフリカ、USMCAは北アメリカの組織で地域が異なる。 |
| (2) | ウ | 2 | EUの共通通貨はユーロ。ドルはアメリカ、ポンドはイギリス、フランはユーロ導入前のフランスの通貨であり、共通通貨ではない。 |
| (3) | イ | 2 | 氷河が削った谷に海水が入った湾がフィヨルド。リアス海岸は川が刻んだ谷が沈んでできた地形、三角州は河口の堆積地形、カルスト地形は石灰岩が溶けた地形で、氷河とは関係がない。 |
| (4) | エ | 2 | 複数国を流れて北海に注ぐ国際河川はライン川。ドナウ川は黒海に注ぎ、セーヌ川はフランス国内、テムズ川はイギリス国内の川である。 |
| (5) | ウ | 2 | 夏の乾燥に強い作物と冬の小麦を組み合わせるのが地中海式農業。混合農業は穀物と家畜、酪農は乳牛、園芸農業は野菜・花で、地中海の気候に合わせた農業ではない。 |
| (6) | イ | 2 | 郊外で自動車を停めて公共交通に乗りかえるしくみがパークアンドライド。モーダルシフトは貨物輸送の転換、コンパクトシティは都市機能の集約、ジオパークは地形の保全であって乗りかえのしくみではない。 |
知技 5用語と人物(1点×10=10点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | キ(酸性雨) | 1 | 排煙や排出ガスの硫黄・窒素酸化物が雨にとけて森林や建物をいためる被害。地球温暖化やオゾン層破壊とは原因・被害が異なる。 |
| (2) | サ(アルプス山脈) | 1 | スイスを中心に東西に連なる若い険しい山脈。語群のオ(ドナウ川)は河川であり山脈ではない。 |
| (3) | イ(OPEC) | 1 | 石油輸出国機構で、産油国が生産量や価格を調整する組織。知技3(4)のASEANやAPECは石油の調整を行わない。 |
| (4) | ケ(経済特区) | 1 | シェンチェンなど沿岸部に設けられ、税を軽くして外国企業を誘致した地区。一人っ子政策は人口政策であり、地区ではない。 |
| (5) | エ(遣唐使) | 1 | 唐の制度・文化を学ぶため約200年にわたり派遣された使節。鑑真は逆に唐から来日した僧であり、送られた使節ではない。 |
| (6) | シ(菅原道真) | 1 | 894年に遣唐使の停止を提案した人物。語群の人物のうち、遣唐使の廃止を建議したのは道真だけである。 |
| (7) | カ(荘園) | 1 | 貴族や寺社が開墾・寄進によって広げた私有地。公地公民のもとで割りあてられた口分田とは性質が異なる。 |
| (8) | ウ(寝殿造) | 1 | 平安時代の貴族の屋敷に用いられた日本風の建築様式。書院造は室町時代以降の様式で時代が合わない。 |
| (9) | ア(源氏物語) | 1 | 紫式部によるかな文字の長編小説。語群のコ(枕草子)は清少納言の随筆で、作者も文章の種類も異なる(未使用の選択肢)。 |
| (10) | ク(鑑真) | 1 | 何度も渡航に失敗しながら来日し、唐招提寺を開いて戒律を伝えた僧。空海・最澄は平安時代に日本から唐へ渡った僧である。 |
※知技5の未使用の選択肢はオ(ドナウ川)・コ(枕草子)の2つ。
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思考・判断・表現(40点)
考 1律令国家の税(2点×6=12点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 2 | 荷札や記録に使われた細長い木の札が木簡。短冊は和歌を書く紙、絵巻物は絵と文の巻物、高札は江戸時代の掲示板であり、荷札には用いられない。 |
| (2) | イ | 2 | 「堅魚」は伊豆国の特産物であり、地方の特産物を納める調にあたる。租は稲、庸は布、雑徭は労役であって、特産物を納めるものではない。 |
| (3) | ウ | 2 | 調などを都まで自分たちで運んだ人々が運脚。防人は九州、衛士は都の警備にあたる兵士、駅家は交通路の施設であり、運搬にあたる人々ではない。 |
| (4) | ア | 2 | 天平十八年(746年)は聖武天皇の時代で、国分寺・国分尼寺を建てさせた。桓武天皇は平安京、天武天皇・推古天皇はさらに古い時代の天皇である。 |
| (5) | イ・ウ・エ (完答) | 2 | 堅魚はかつおの加工品なのでイは正しく、「伊豆国 賀茂郡 三島郷」から地域(ウ)、「天平十八年 十月」から年月(エ)が読み取れる。アは税が地方から都へ運ばれるので逆、オは品物が堅魚なので誤り。 |
| (6) | ウ | 2 | 成人男子には衛士・防人として都や九州を守る兵役があったのでウが正しい。アは負担は成人男子のほうが重く、イは負担は重く、エは逃亡する農民が多かったので誤り。正しい文があるのでオではない。 |
※(5)は「イ・ウ・エ」の3つがそろって初めて2点(1つでも欠けたり余分があれば0点)。
考 2藤原氏の政治(2点×5=10点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 2 | 「望月の歌」は藤原道長がよんだ歌。藤原頼通は道長の子、藤原純友は瀬戸内で反乱を起こした人物、藤原不比等は奈良時代の政治家であり、いずれもこの歌の作者ではない。 |
| (2) | ウ | 2 | 「欠けたることもなし」と満月にたとえており、思いどおりに権力を得た満足感を表している。ア・イ・エはいずれも「不足がない」という内容と合わない。 |
| (3) | ア | 2 | 藤原氏は娘を天皇のきさきとし、その子を天皇に立てて外祖父として実権をにぎった。イは武士の政権のしくみ、ウ・エは史実にない内容である。 |
| (4) | イ | 2 | 摂政・関白として実権をにぎる政治が摂関政治。院政は上皇、執権政治は鎌倉幕府の北条氏、親政は天皇自身による政治で、担い手が異なる。 |
| (5) | ア | 2 | 道長の子の頼通が宇治に建てたのが平等院鳳凰堂。中尊寺金色堂は奥州藤原氏が平泉に建て、慈照寺銀閣は室町時代、東大寺南大門は鎌倉時代の建築である。 |
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考 3東南アジアの輸出の変化(1点×6=6点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | ウ | 1 | 1988年は木材・石油など一次産品が中心、2022年は機械類が42.1%で工業製品中心になった。アは変化が逆、イは上位品目が入れかわっており誤り、エは輸出総額が209億→3522億ドルと増えているので誤り。 |
| (2) | ア | 1 | 3522億ドル×42.1%=約1483億ドルなので約1480億ドル。ウは約1割、イは約2割強にあたる額、エは輸出総額そのものの額で、計算と合わない。 |
| (3) | イ | 1 | 少数の一次産品の輸出に依存する経済がモノカルチャー経済。ア・ウは経済のしくみ全体を指す語、エは原料を輸入して製品を輸出する貿易の形で、依存の状態を表さない。 |
| (4) | ウ | 1 | パーム油は10.3%→4.8%と下がっているのでウが誤り。アは209→3522億ドル(約16.8倍)、イは約1483億ドル>209億ドル、エは42.1%でいずれも正しい。 |
| (5) | エ | 1 | 14.9+13.6+12.0+10.3=50.8%なので約5割。ア〜ウはいずれも合計の値より小さく、表の数値と合わない。 |
| (6) | イ・ウ (完答) | 1 | 両年に挙げられているのは機械類とパーム油。木材は1988年のみ、液化天然ガスと石油製品は2022年のみに挙げられている。 |
※(6)は「イ・ウ」の2つがそろって初めて1点。
考 4ヨーロッパの統合と自然環境(2点×6=12点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 2 | 91,200÷10,800=約8.4倍なので8倍以上。アは東ヨーロッパの2国が最も低いので逆、ウは約8.4倍の差があるので誤り、エはドイツ-フランス=8,800、ポーランド-ブルガリア=6,000で差が大きいほうなので誤り。 |
| (2) | ウ | 2 | 賃金の低い東ヨーロッパから高い西ヨーロッパへ働きに行く人が増え、送り出す側で働き手が不足している。アは失業はなくなっておらず、イはEUは関税を撤廃しており、エは移動の向きが逆である。 |
| (3) | ア | 2 | 暖流の北大西洋海流の上を偏西風がふき、暖かい空気を内陸へ運ぶため冬も温暖。イは寒流・季節風で条件が合わず、ウは高緯度なので誤り、エは山脈は南側(アルプス)にあり北風をさえぎらない。 |
| (4) | オ | 2 | アはシェンゲン協定で国境検査なしに移動できるので誤り、イはデンマークなど未導入国があり誤り、ウはイギリスは2020年に離脱済みで誤り、エは本部はベルギーのブリュッセルで誤り。したがって正しいものはなくオ。 |
| (5) | エ・オ (完答) | 2 | 2万ドル未満はポーランド16,800ドルとブルガリア10,800ドル。ルクセンブルク・ドイツ・フランスはいずれも4万ドルを超えている。 |
| (6) | エ | 2 | 化石燃料の使用を減らして二酸化炭素の排出をおさえ、地球温暖化を防ぐことが目的。アは価格が安いなら転換の理由にならず、イは目的が異なり、ウはすべてを風力に切りかえる計画はない。 |
※(5)は「エ・オ」の2つがそろって初めて2点。
配点の確認
知識・技能 知技1(2点×7=14)+知技2(2点×6=12)+知技3(2点×6=12)+知技4(2点×6=12)+知技5(1点×10=10)=60点/35問
思考・判断・表現 考1(2点×6=12)+考2(2点×5=10)+考3(1点×6=6)+考4(2点×6=12)=40点/23問
合計 100点/全58問(すべて記号選択)
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