第1学年 第4回テスト 社会科 模範解答・解説
定期テスト予想問題(リメイク版)/100点満点/全58問・全問記号選択
知識・技能(60点)
知技 1奈良時代(2点×7=14点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)イ2710年に奈良に移された都は平城京。藤原京はその前(694年)の都、平安京は794年以降の都、大津宮は飛鳥時代の都で、いずれも時期が合わない。
(2)ア2口分田を割りあて死後に国へ返させる制度が班田収授法。イ・ウは開墾地の私有を認める法令、エは土地を区画する方法で、口分田の支給制度ではない。
(3)ウ2都での年10日の労役の代わりに布を納めるのが庸。租は稲(収穫の約3%)、調は地方の特産物、雑徭は地方での労役で、布の代納ではない。
(4)エ2国司のもとで年間60日以内の労役につく負担が雑徭。租・調は物を納める税、庸は都での労役の代納であり、地方の労役そのものを指さない。
(5)ウ2743年に開墾地の永久私有を認めたのが墾田永年私財法。イの三世一身法(723年)は3代までの私有で「永久」ではなく、ア・エは土地私有の法令ではない。
(6)エ2金銅の大仏が安置されたのは東大寺。唐招提寺は鑑真が開いた寺、法隆寺は飛鳥時代の寺、薬師寺にも金銅の大仏はない。
(7)ウ2農民や防人の歌までおさめた和歌集は万葉集。古事記は歴史書、風土記は地誌、古今和歌集は平安時代の和歌集である。
知技 2平安時代(2点×6=12点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)ウ2794年に都を京都へ移したのは桓武天皇。聖武天皇は奈良時代に大仏をつくらせた天皇、天武天皇・推古天皇はさらに古い時代の天皇である。
(2)イ2桓武天皇が定めた都は平安京。平城京は奈良の都、長岡京は784年に移されて短命に終わった都、紫香楽宮は聖武天皇の離宮である。
(3)イ2征夷大将軍として東北に送られたのは坂上田村麻呂。阿倍仲麻呂は唐で一生を終えた留学生、藤原不比等は奈良時代の政治家、和気清麻呂は都の造営に関わった人物である。
(4)エ2高野山金剛峯寺・真言宗は空海。最澄は天台宗で宗派と寺が異なり、鑑真・行基はともに奈良時代の僧である。
(5)ア2比叡山延暦寺・天台宗は最澄。エの空海は真言宗で寺も高野山であり、イ・ウは奈良時代の僧である。
(6)ウ2かな文字や大和絵に代表される文化が国風文化。天平文化は奈良時代、飛鳥文化・白鳳文化はさらに古く、いずれもかな文字は使われていない。
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知技 3アジア州(2点×6=12点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)ア2中国の人口の約9割を占めるのは漢族。イ〜エはいずれも55の少数民族にふくまれ、合わせても約1割にすぎない。
(2)イ2夫婦の子どもを一人に制限したのが一人っ子政策。ア・ウは計画的な生産・増産をめざす政策、エは外国の資本や技術を導入する政策で、人口抑制が目的ではない。
(3)ウ2北部を流れ小麦栽培がさかんなのは黄河。長江は南部で稲作がさかんな川、メコン川は東南アジア、ガンジス川はインドの川で中国北部ではない。
(4)ア2東南アジアの国々の地域協力機構はASEAN。APECはアジア太平洋地域の経済協力会議、OPECは産油国の組織、NATOは北大西洋の軍事同盟である。
(5)イ2植民地時代につくられた輸出向けの大農園がプランテーション。焼畑農業・遊牧は自給的な農牧業、混合農業はヨーロッパの農業で、輸出用の大農園ではない。
(6)ウ2ベンガルールで成長したのはICT(情報通信技術)産業。ア・イ・エはいずれも工業で、ソフトウェア開発を行う産業ではない。
知技 4ヨーロッパ州(2点×6=12点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)イ2ヨーロッパの統合を進める組織はEU。ASEANは東南アジア、AUはアフリカ、USMCAは北アメリカの組織で地域が異なる。
(2)ウ2EUの共通通貨はユーロ。ドルはアメリカ、ポンドはイギリス、フランはユーロ導入前のフランスの通貨であり、共通通貨ではない。
(3)イ2氷河が削った谷に海水が入った湾がフィヨルド。リアス海岸は川が刻んだ谷が沈んでできた地形、三角州は河口の堆積地形、カルスト地形は石灰岩が溶けた地形で、氷河とは関係がない。
(4)エ2複数国を流れて北海に注ぐ国際河川はライン川。ドナウ川は黒海に注ぎ、セーヌ川はフランス国内、テムズ川はイギリス国内の川である。
(5)ウ2夏の乾燥に強い作物と冬の小麦を組み合わせるのが地中海式農業。混合農業は穀物と家畜、酪農は乳牛、園芸農業は野菜・花で、地中海の気候に合わせた農業ではない。
(6)イ2郊外で自動車を停めて公共交通に乗りかえるしくみがパークアンドライド。モーダルシフトは貨物輸送の転換、コンパクトシティは都市機能の集約、ジオパークは地形の保全であって乗りかえのしくみではない。
知技 5用語と人物(1点×10=10点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)キ(酸性雨)1排煙や排出ガスの硫黄・窒素酸化物が雨にとけて森林や建物をいためる被害。地球温暖化やオゾン層破壊とは原因・被害が異なる。
(2)サ(アルプス山脈)1スイスを中心に東西に連なる若い険しい山脈。語群のオ(ドナウ川)は河川であり山脈ではない。
(3)イ(OPEC)1石油輸出国機構で、産油国が生産量や価格を調整する組織。知技3(4)のASEANやAPECは石油の調整を行わない。
(4)ケ(経済特区)1シェンチェンなど沿岸部に設けられ、税を軽くして外国企業を誘致した地区。一人っ子政策は人口政策であり、地区ではない。
(5)エ(遣唐使)1唐の制度・文化を学ぶため約200年にわたり派遣された使節。鑑真は逆に唐から来日した僧であり、送られた使節ではない。
(6)シ(菅原道真)1894年に遣唐使の停止を提案した人物。語群の人物のうち、遣唐使の廃止を建議したのは道真だけである。
(7)カ(荘園)1貴族や寺社が開墾・寄進によって広げた私有地。公地公民のもとで割りあてられた口分田とは性質が異なる。
(8)ウ(寝殿造)1平安時代の貴族の屋敷に用いられた日本風の建築様式。書院造は室町時代以降の様式で時代が合わない。
(9)ア(源氏物語)1紫式部によるかな文字の長編小説。語群のコ(枕草子)は清少納言の随筆で、作者も文章の種類も異なる(未使用の選択肢)。
(10)ク(鑑真)1何度も渡航に失敗しながら来日し、唐招提寺を開いて戒律を伝えた僧。空海・最澄は平安時代に日本から唐へ渡った僧である。
※知技5の未使用の選択肢はオ(ドナウ川)・コ(枕草子)の2つ。
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思考・判断・表現(40点)
考 1律令国家の税(2点×6=12点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)イ2荷札や記録に使われた細長い木の札が木簡。短冊は和歌を書く紙、絵巻物は絵と文の巻物、高札は江戸時代の掲示板であり、荷札には用いられない。
(2)イ2「堅魚」は伊豆国の特産物であり、地方の特産物を納める調にあたる。租は稲、庸は布、雑徭は労役であって、特産物を納めるものではない。
(3)ウ2調などを都まで自分たちで運んだ人々が運脚。防人は九州、衛士は都の警備にあたる兵士、駅家は交通路の施設であり、運搬にあたる人々ではない。
(4)ア2天平十八年(746年)は聖武天皇の時代で、国分寺・国分尼寺を建てさせた。桓武天皇は平安京、天武天皇・推古天皇はさらに古い時代の天皇である。
(5)イ・ウ・エ
(完答)
2堅魚はかつおの加工品なのでイは正しく、「伊豆国 賀茂郡 三島郷」から地域(ウ)、「天平十八年 十月」から年月(エ)が読み取れる。アは税が地方から都へ運ばれるので逆、オは品物が堅魚なので誤り。
(6)ウ2成人男子には衛士・防人として都や九州を守る兵役があったのでウが正しい。アは負担は成人男子のほうが重く、イは負担は重く、エは逃亡する農民が多かったので誤り。正しい文があるのでオではない。
※(5)は「イ・ウ・エ」の3つがそろって初めて2点(1つでも欠けたり余分があれば0点)。
考 2藤原氏の政治(2点×5=10点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)イ2「望月の歌」は藤原道長がよんだ歌。藤原頼通は道長の子、藤原純友は瀬戸内で反乱を起こした人物、藤原不比等は奈良時代の政治家であり、いずれもこの歌の作者ではない。
(2)ウ2「欠けたることもなし」と満月にたとえており、思いどおりに権力を得た満足感を表している。ア・イ・エはいずれも「不足がない」という内容と合わない。
(3)ア2藤原氏は娘を天皇のきさきとし、その子を天皇に立てて外祖父として実権をにぎった。イは武士の政権のしくみ、ウ・エは史実にない内容である。
(4)イ2摂政・関白として実権をにぎる政治が摂関政治。院政は上皇、執権政治は鎌倉幕府の北条氏、親政は天皇自身による政治で、担い手が異なる。
(5)ア2道長の子の頼通が宇治に建てたのが平等院鳳凰堂。中尊寺金色堂は奥州藤原氏が平泉に建て、慈照寺銀閣は室町時代、東大寺南大門は鎌倉時代の建築である。
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考 3東南アジアの輸出の変化(1点×6=6点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)ウ11988年は木材・石油など一次産品が中心、2022年は機械類が42.1%で工業製品中心になった。アは変化が逆、イは上位品目が入れかわっており誤り、エは輸出総額が209億→3522億ドルと増えているので誤り。
(2)ア13522億ドル×42.1%=約1483億ドルなので約1480億ドル。ウは約1割、イは約2割強にあたる額、エは輸出総額そのものの額で、計算と合わない。
(3)イ1少数の一次産品の輸出に依存する経済がモノカルチャー経済。ア・ウは経済のしくみ全体を指す語、エは原料を輸入して製品を輸出する貿易の形で、依存の状態を表さない。
(4)ウ1パーム油は10.3%→4.8%と下がっているのでウが誤り。アは209→3522億ドル(約16.8倍)、イは約1483億ドル>209億ドル、エは42.1%でいずれも正しい。
(5)エ114.9+13.6+12.0+10.3=50.8%なので約5割。ア〜ウはいずれも合計の値より小さく、表の数値と合わない。
(6)イ・ウ
(完答)
1両年に挙げられているのは機械類とパーム油。木材は1988年のみ、液化天然ガスと石油製品は2022年のみに挙げられている。
※(6)は「イ・ウ」の2つがそろって初めて1点。
考 4ヨーロッパの統合と自然環境(2点×6=12点)
設問解答配点解説(正答の理由/誤答の理由)
(1)イ291,200÷10,800=約8.4倍なので8倍以上。アは東ヨーロッパの2国が最も低いので逆、ウは約8.4倍の差があるので誤り、エはドイツ-フランス=8,800、ポーランド-ブルガリア=6,000で差が大きいほうなので誤り。
(2)ウ2賃金の低い東ヨーロッパから高い西ヨーロッパへ働きに行く人が増え、送り出す側で働き手が不足している。アは失業はなくなっておらず、イはEUは関税を撤廃しており、エは移動の向きが逆である。
(3)ア2暖流の北大西洋海流の上を偏西風がふき、暖かい空気を内陸へ運ぶため冬も温暖。イは寒流・季節風で条件が合わず、ウは高緯度なので誤り、エは山脈は南側(アルプス)にあり北風をさえぎらない。
(4)オ2アはシェンゲン協定で国境検査なしに移動できるので誤り、イはデンマークなど未導入国があり誤り、ウはイギリスは2020年に離脱済みで誤り、エは本部はベルギーのブリュッセルで誤り。したがって正しいものはなくオ。
(5)エ・オ
(完答)
22万ドル未満はポーランド16,800ドルとブルガリア10,800ドル。ルクセンブルク・ドイツ・フランスはいずれも4万ドルを超えている。
(6)エ2化石燃料の使用を減らして二酸化炭素の排出をおさえ、地球温暖化を防ぐことが目的。アは価格が安いなら転換の理由にならず、イは目的が異なり、ウはすべてを風力に切りかえる計画はない。
※(5)は「エ・オ」の2つがそろって初めて2点。
配点の確認
知識・技能 知技1(2点×7=14)+知技2(2点×6=12)+知技3(2点×6=12)+知技4(2点×6=12)+知技5(1点×10=10)=60点/35問
思考・判断・表現 考1(2点×6=12)+考2(2点×5=10)+考3(1点×6=6)+考4(2点×6=12)=40点/23問
合計 100点/全58問(すべて記号選択)
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