【注意事項】
- 問題は「一」から「四」(P.1〜P.5)までです。
- 大問四は、教科書『国語1』(光村図書)の「今に生きる言葉」を開いて解答しなさい。
- 解答は、解答用紙の適切な欄に、ていねいに楷書で書きましょう。
- 句読点などの符号も一字と数えます。
- 問題文中の〈 〉内は、返り点を表しています。
知識・技能 (50点)
一
次の──線部について、①〜⑩は漢字の読みをひらがなに直し、⑪〜⑳はひらがなを漢字に直して書きなさい。ただし、語の一部がひらがなで書かれる語は、その部分までふくめて書くこと。
1点×20=20点
①矛盾した説明。
②鋭い質問をする。
③商人が店を開く。
④力を自慢する。
⑤言葉の由来を調べる。
⑥漢文を訓読する。
⑦文章を推敲する。
⑧言葉を慎重に選ぶ。
⑨厚い板を貫く。
⑩誇らしい顔つき。
⑪じてんで言葉を調べる。
⑫ぶきをかまえる。
⑬二つの話にかんけいがある。
⑭店先にこうこくを出す。
⑮自分のしゅちょうを述べる。
⑯ぎもんを投げかける。
⑰勝ち負けをあらそう。
⑱答えをたしかめる。
⑲足りない点をおぎなう。
⑳大きなりえきを得る。
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二
故事成語について、次の問いに答えなさい。
2点×9=18点
A (1)〜(5)の故事成語の意味として最もあてはまるものを、それぞれ次から一つ選び、記号で答えなさい。
(1)五十歩百歩
ア 少しのちがいはあっても、だいたい同じであること。 イ 努力を続ければ遠くまで行けること。
ウ 人より少しだけ先に進んでいること。 エ 歩くことが健康によいということ。
(2)蛇足
ア 足が速いこと。 イ なくてもよい、余計なつけ足し。
ウ 物事を始める前の準備。 エ 細く長く続いていくこと。
(3)漁夫の利
ア 魚をとる技術がすぐれていること。 イ 苦労して得たもうけは大きいということ。
ウ たがいに助け合って両方が得をすること。 エ 二者が言い合っているすきに、第三者がもうけを横取りすること。
(4)四面楚歌
ア まわりが敵ばかりで、味方がいないこと。 イ 四方から歌が聞こえてにぎやかなこと。
ウ 四人が力を合わせて事にあたること。 エ 歌を歌って味方をはげますこと。
(5)推敲
ア 文章をよりよくするために、何度も練り直すこと。 イ 人に文章を読んでもらうこと。
ウ 字をていねいに書くこと。 エ 文章を短くまとめること。
B (6)〜(9)の文の( )にあてはまる故事成語を、後の語群から一つずつ選び、記号で答えなさい。
(6)心配していた台風は来ず、すべては( )に終わった。
(7)これに負けたらもう後がないと、( )の覚悟で試合にのぞんだ。
(8)仲の悪い二人が同じ班で協力することになり、まさに( )だ。
(9)最後の仕上げをわすれたために、( )を欠く作品になってしまった。
〔語群〕 ア 杞憂 イ 背水の陣 ウ 呉越同舟 エ 画竜点睛 オ 朝三暮四
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三
漢文の基礎について、次の問いに答えなさい。(〈 〉内は返り点を表す。)
2点×6=12点
(1)漢字だけで書かれ、読むための手がかりが何もついていない、もとのままの漢文を何というか。後のア〜エから一つ選び、記号で答えなさい。
(2)訓読文を、漢字と仮名を用いて日本語の文の形に書き改めたものを何というか。後のア〜エから一つ選び、記号で答えなさい。
〔(1)・(2)の選択肢〕 ア 白文 イ 訓読文 ウ 書き下し文 エ 現代語訳
(3)次の訓読文を、返り点にしたがって読む順序を、①〜③の番号で答えなさい。
(4)次の訓読文を、返り点にしたがって読む順序を、①〜④の番号で答えなさい。
(5)訓読文で、漢字の右下に小さく書き添える、日本語として読むために必要な仮名を何というか。書きなさい。
(6)「故事成語」の説明として最もあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 昔の中国などの出来事や物語(故事)をもとにして生まれ、今も使われている言葉。
イ 昔の人が作った詩を、覚えやすいように短くまとめた言葉。
ウ 漢字二字で組み立てられている熟語のこと。
エ 中国で今使われている言葉を、そのまま日本語に直したもの。
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思考・判断・表現 (50点)
四
教科書の「今に生きる言葉」の「矛盾」を読み、次の【資料】も参考にして、後の問いに答えなさい。
50点
【資料】『韓非子』より
〔原文(冒頭)〕 楚人有鬻盾与矛者。
〔読み方を示したもの〕楚人に盾と矛とを鬻(ひさ)ぐ者有り。之を誉めて曰(い)はく、「吾が盾の堅きこと、能(よ)く陥(とほ)すもの莫(な)し。」と。又、其の矛を誉めて曰はく、「吾が矛の利なること、物に於(お)いて陥さざる無し。」と。或(あ)る人曰はく、「子の矛を以(もつ)て、子の盾を陥さば何如(いかん)。」と。其の人応(こた)ふること能はざりき。
(1)「吾が盾の堅きこと、能く陥すもの莫し。」は、どのような宣伝か。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア この盾の堅さは、ほかに並ぶものがないという宣伝。
イ この盾は、軽くて持ち運びがしやすいという宣伝。
ウ この盾は、値段が安く、だれでも買えるという宣伝。
エ この盾は、見た目が美しく、かざりに向いているという宣伝。
(2)「吾が矛の利なること、物に於いて陥さざる無し。」は、どのような宣伝か。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア この矛の鋭さは、ほかに並ぶものがないという宣伝。 イ この矛は、軽くて持ち運びがしやすいという宣伝。
ウ この矛は、値段が安く、だれでも買えるという宣伝。 エ この矛は、儀式用で、見た目が美しいという宣伝。
(3)「或る人」は商人に対して、どのような問いかけをしたか。二十字以上三十字以内で書きなさい。5点
(4)この問いかけが商人にとって鋭いのはなぜか。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 商人自身の言葉を使って、商人の話の問題点を指摘しているから。
イ 商人が、盾と矛の値段を答えられなくなってしまうから。
ウ 客が、盾も矛も買わないと言い出しているから。
エ 商人が、盾と矛の名前を取りちがえているから。
(5)商人が問いに答えられなかったのはなぜか。「盾」「矛」という言葉を使って、三十五字以上四十五字以内で書きなさい。8点
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四(つづき)
(6)「矛盾」という言葉はどのような意味か。この話とのつながりがわかるように、三十字以上四十字以内で書きなさい。7点
(7)「矛盾」という言葉を使って、短い文を一つ作りなさい。(身のまわりで「矛盾」といえる例を書いてもよい。)6点
(8)この話が伝えようとしていることとして最もあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 物を売るときは、ていねいな言葉を使うべきだということ。
イ 自分の言っていることに筋が通っているか、よく見直すべきだということ。
ウ 商売をしてもなかなかもうからないということ。
エ 客からの質問には、答えなくてもかまわないということ。
(9)故事成語が、長い年月を経た今でも使われ続けているのはなぜだと考えられるか。二十五字以上三十五字以内で書きなさい。5点
(10)次の訓読文を、返り点にしたがって読む順序を、①〜③の番号で答えなさい。2点
(11)この話の内容にあてはまるものを全て選び、記号で答えなさい。【完答】3点
ア 商人は、盾と矛の両方を売っていた。
イ 商人は、自分の盾も矛も最もすぐれていると自慢した。
ウ 客は、商人の話を聞いて、ある問いかけをした。
エ 客は、商人の矛を実際に買って、盾を突いてみせた。
オ 商人は、客の問いかけを聞いて、盾と矛の値段を下げた。
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二 故事成語 (2点×9) |
(1) | | (2) | |
| (3) | | (4) | |
| (5) | | (6) | |
| (7) | | (8) | |
| (9) | |
三 漢文の基礎 (2点×6) |
(1) | | (2) | |
| (3) | → → |
| (4) | → → → |
| (5) | | (6) | |
※ (3)(4)は、読む順序を番号で、矢印の間に書き入れなさい。
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四 「矛盾」の 読解と 故事成語の活用 (50点) |
(1) | | (2) | |
| (3) | |
| (4) | |
| (5) | |
| (6) | |
| (7) | |
| (8) | |
| (9) | |
| (10) | → → |
| (11) | |
※ 記述問題は、解答欄におさまるように、ていねいな字で書きなさい。句読点も一字と数えます。字数は(3)20〜30字、(5)35〜45字、(6)30〜40字、(9)25〜35字です。(7)は字数の指定はありません。(10)は読む順序を番号で書き入れなさい。
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