知識・技能(60点)
知技 1北アメリカ州(2点×7=14点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | ア | 2 | 北アメリカ大陸西部の険しい山脈はロッキー山脈。アパラチア山脈は東部のなだらかな山脈、アンデス山脈は南アメリカ、アルプス山脈はヨーロッパにある。 |
| (2) | イ | 2 | 自然環境に合う作物を選んで栽培するやり方が適地適作。混合農業はヨーロッパの農業、焼畑農業は自給的な農業、輪作は同じ畑で作物を順に変える方法である。 |
| (3) | ア | 2 | サンフランシスコ近郊のICT企業集積地がシリコンバレー。デトロイトは自動車、ピッツバーグは鉄鋼、ヒューストンは石油・宇宙産業の都市である。 |
| (4) | イ | 2 | 北緯37度以南で1970年代以降に工業が発展した地域がサンベルト。スノーベルトは北東部の古い工業地域、コーンベルト・コットンベルトは農業地域の名である。 |
| (5) | ウ | 2 | スペイン語を話す中南米からの移民がヒスパニック。アフリカ系は奴隷として連れてこられた人々の子孫、アジア系は主に英語や各国語、ネイティブアメリカンは先住民である。 |
| (6) | ア | 2 | 中央部を南流してメキシコ湾に注ぐのはミシシッピ川。コロラド川は太平洋側、セントローレンス川は大西洋側へ流れ、リオグランデ川はメキシコとの国境の川である。 |
| (7) | エ | 2 | それぞれの文化を保ちながら共存する社会をサラダボウルにたとえる。アのメルティングポット(るつぼ)は文化がとけ合って一つになるという考え方で、意味が逆になる。 |
知技 2アフリカ州(2点×7=14点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 2 | 世界最大の砂漠はサハラ砂漠。ゴビ砂漠はアジア、カラハリ砂漠とナミブ砂漠はアフリカ南部にあり、規模も位置も合わない。 |
| (2) | ウ | 2 | サハラ砂漠南縁の帯状の地域がサヘル。サバナ・ステップは草原の種類を表す語、セルバはアマゾン川流域の熱帯雨林の呼び名である。 |
| (3) | ア | 2 | 北東部を北へ流れ地中海に注ぐ世界最長の川はナイル川。コンゴ川は大西洋、ニジェール川はギニア湾、ザンベジ川はインド洋へ注ぐ。 |
| (4) | イ | 2 | 流域に熱帯雨林が広がりアフリカ最大の流域面積をもつのはコンゴ川。ナイル川は長さが最長だが流域面積は最大ではなく、ウ・エは規模が小さい。 |
| (5) | ウ | 2 | 植民地時代につくられた輸出向けの大農園がプランテーション。遊牧・焼畑農業は自給的な農牧業、酪農は乳牛を飼う農業で、輸出用の大農園ではない。 |
| (6) | ア | 2 | 埋蔵量が少なく電子機器に使われる金属の総称がレアメタル。ボーキサイト・鉄鉱石・石炭はいずれも大量に採掘・利用される資源である。 |
| (7) | イ | 2 | 2002年に発足したアフリカ連合がAU。EUはヨーロッパ、ASEANは東南アジア、OPECは産油国の組織であり、地域や目的が異なる。 |
知技 3鎌倉時代(1点×8=8点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | カ(源頼朝) | 1 | 1192年に征夷大将軍となり鎌倉幕府を開いた。語群の執権は将軍を補佐する役職で、人物名ではない。 |
| (2) | ウ(執権) | 1 | 北条氏が代々独占して実権をにぎった将軍の補佐役。守護・地頭は地方に置かれた役職で、幕府の中心の役職ではない。 |
| (3) | ア(御成敗式目) | 1 | 1232年に北条泰時が定めた武家最初の法。徳政令は借金を帳消しにする命令で、法典ではない。 |
| (4) | オ(浄土真宗) | 1 | 親鸞が開き、阿弥陀仏の救いを信じることを説いた。語群のコ(禅宗)は座禅によるさとりを説く宗派で、開いた僧も教えも異なる(未使用の選択肢)。 |
| (5) | キ(守護) | 1 | 国ごとに置かれ軍事・警察を担当した。地頭は荘園・公領ごとに置かれた役職なので範囲が異なる。 |
| (6) | イ(地頭) | 1 | 荘園や公領ごとに置かれ、土地の管理や税の取り立てを行った。国ごとに置かれた守護とは単位が異なる。 |
| (7) | エ(元寇) | 1 | 文永の役・弘安の役の二度にわたる元軍の襲来をまとめて元寇という。承久の乱は朝廷との争いで、相手が異なる。 |
| (8) | ク(徳政令) | 1 | 1297年に幕府が御家人の借金を帳消しにした命令。御成敗式目は裁判の基準を示した法で、借金の処理を定めたものではない。 |
※知技3の未使用の選択肢はケ(奉公)・コ(禅宗)の2つ。
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思考・判断・表現(40点)
考 1アメリカ合衆国の農業(2点×7=14点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 2 | 169.6÷3.7=45.8…なので四捨五入して約46倍。アは小数点の位置を誤ったもの、ウは割り算を誤ったもの、エはアメリカの農地面積の数値そのものである。 |
| (2) | ア | 2 | 農地も生産量も1人あたりの値が極端に大きいので、少ない人数が大型機械で広い農地を耕していると読み取れる。イ・ウは農地がせまい日本や中国の特色、エは174.6tと日本の5.0tを比べると誤りである。 |
| (3) | エ | 2 | 綿花は温暖で降水量の多い南部(コットンベルト)で栽培されるため「え」。あは冷涼な五大湖周辺、いは降水量の少ない内陸、うは肥沃な中西部で、綿花の中心ではない。 |
| (4) | イ | 2 | 年降水量500mm前後の草原地帯「い」では乾燥に比較的強い小麦が栽培される。とうもろこしは降水量が多い「う」が中心、米や大豆はこの地域の主作物ではない。 |
| (5) | ア | 2 | 冷涼で大都市が近い五大湖周辺は、傷みやすい生乳を供給する酪農に適している。イ・ウは温暖で降水量の多い地域の農業、エも冷涼な気候には適さない。 |
| (6) | イ・ウ・エ (完答) | 2 | い500mm→う800〜1000mm→え1200mm超と南へいくほど多いのでイ・ウは正しく、あは大都市が近いのでエも正しい。アは南北が逆、オは「え」は温暖なので誤り。 |
| (7) | オ | 2 | アは世界有数の輸出国なので誤り、イは穀物メジャーなどの大企業が流通を担うので誤り、ウはセンターピボットなど大規模なかんがいが行われているので誤り、エは174.6tと5.0tの比較から誤り。よって正しいものはなくオ。 |
※(6)は「イ・ウ・エ」の3つがそろって初めて2点(1つでも欠けたり余分があれば0点)。
考 2鎌倉幕府と朝廷(2点×6=12点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | ア | 2 | 源頼朝の妻で「尼将軍」とよばれたのが北条政子。日野富子は室町時代、紫式部は平安時代の人物、北条時政は政子の父である。 |
| (2) | ウ | 2 | 1221年に後鳥羽上皇が起こした戦いが承久の乱。保元の乱・平治の乱は平安時代末、応仁の乱は室町時代で、いずれも年代が合わない。 |
| (3) | イ | 2 | 乱の後に京都に置かれ朝廷を監視したのが六波羅探題。大宰府は古代の九州の役所、問注所は鎌倉の訴訟担当、侍所は御家人を統率する鎌倉の機関である。 |
| (4) | ア | 2 | 上皇側の領地を取り上げ、その管理者(地頭)として御家人を任命したので、西日本にも幕府の支配が及んだ。イ・ウは資料Ⅱの内容と逆で、エは取り上げたのは上皇側の領地だけなので誤り。 |
| (5) | イ | 2 | 御恩に対して御家人が将軍に尽くす義務が奉公。年貢は農民が納める税、参勤交代は江戸時代の制度、口分田は律令制の土地であり、時代やしくみが異なる。 |
| (6) | ア・イ・ウ (完答) | 2 | 資料Ⅰは御恩を思い出させて結束をうながし(ア)、頼朝以後に領地を得られたと述べており(イ)、資料Ⅱには朝廷の監視が記されている(ウ)。エは上皇側の領地は取り上げられたので誤り、オは逆臣をうち取れとよびかけているので誤り。 |
※(6)は「ア・イ・ウ」の3つがそろって初めて2点。
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考 3大豆の生産と農地の利用(1点×6=6点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | イ | 1 | 大豆生産量が世界第1位で、アマゾンの森林を切り開いて畑を広げているのはブラジル。アは第2位のB、ウ・エは大豆の主要生産国ではない。 |
| (2) | ア | 1 | Bの32.5%はアメリカ合衆国。イのブラジルはAにあたるのでここには入らず、ウ・エは資料3に示されていない。 |
| (3) | ウ | 1 | 大豆畑や牧場をつくるため森林が切り開かれ、熱帯林が減少している。酸性雨は排煙、砂漠化は乾燥地域、オゾン層の破壊はフロンが原因で、森林の伐採とは結びつかない。 |
| (4) | ア | 1 | 農地の96.2%が牧場・牧草地であることから、作物栽培に向かない乾燥した土地が広いと読み取れる。イ・ウは内陸の低平な乾燥地には当てはまらず、エは酪農の立地条件である。 |
| (5) | ウ | 1 | 南アメリカの国はブラジル36.2%とアルゼンチン11.4%で、合計47.6%=約48%。アはブラジルのみ、イ・エは計算と合わない。 |
| (6) | ア・ウ (完答) | 1 | 36.2+32.5=68.7%で6割をこえるのでアは正しく、オーストラリアは牧場・牧草地96.2%なのでウも正しい。イは日本は耕地86.5%なので誤り、エは中国5.3%<アルゼンチン11.4%なので誤り。 |
※(6)は「ア・ウ」の2つがそろって初めて1点。
考 4アフリカ州の課題(2点×4=8点)
| 設問 | 解答 | 配点 | 解説(正答の理由/誤答の理由) |
| (1) | ア | 2 | ヨーロッパ諸国が植民地を分けるとき、緯線や経線をもとに境界を引いたため直線的な国境が残った。イは直線状の山脈・河川は存在せず、ウ・エは史実と異なる。 |
| (2) | イ | 2 | 少数の一次産品の輸出に依存する経済がモノカルチャー経済。加工貿易は原料を輸入して製品を輸出する形、自給的農業は自家消費の農業、計画経済は国が生産を決めるしくみである。 |
| (3) | ア | 2 | カカオ豆の価格が約2,900ドルから約2,030ドルへ下がるなど大きく変動しており、輸出額が左右されて収入が不安定になる。イは輸出品が少数に偏っており逆、ウ・エは資料から読み取れない。 |
| (4) | ウ | 2 | 植民地時代の境界がそのまま国境となり、民族の分布と一致していないためウが正しい。アはアフリカは人口が急増しており誤り、イはサヘルで砂漠化が進んでおり誤り、エはモノカルチャー経済の国が多く誤り。正しい文があるのでオではない。 |
配点の確認
知識・技能 知技1(2点×7=14)+知技2(2点×7=14)+知技3(1点×8=8)+知技4(2点×6=12)+知技5(2点×6=12)=60点/34問
思考・判断・表現 考1(2点×7=14)+考2(2点×6=12)+考3(1点×6=6)+考4(2点×4=8)=40点/23問
合計 100点/全57問(すべて記号選択)
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