2学年数学 定期テスト② 模範解答・解説
過去問リメイク版(2023・2024・2025年度 出題内容より/数値変更)
【配点】合計 100点
知識・技能=60点:知技1(2点×6=12)・知技2(2点×3=6)・知技3(2点×4=8)・知技4(3点×6=18)・知技5(2点×4=8)・知技6(2点×2=4)・知技7(2点×2=4)
思考・判断・表現=40点:考1(2点×4=8)・考2(2点×2=4)・考3(2+3=5)・考4(2+2+3=7)・考5(2+2+3=7)・考6(3)・考7(3+3=6)
小問数=44問(知識・技能 27問/思考・判断・表現 17問)
【出題のねらい・採点の注意】
・連立方程式の解は、必ず2つの式の両方に代入して検算させること。片方だけ合っていても解ではない。
・知技5(かっこ・分数・小数)は、まず整数係数の式に直してから加減法・代入法に入る。分母をはらうときはすべての項にかけ忘れがないか確認する。
・知技6(A=B=C 型)は「A=C」「B=C」など2本の式に分けてから解く。もっとも計算しやすい組み合わせを選んでよい。
・考4〜考7(文章題)は、答えが自然数・正の数など問題の条件に適しているかまで確かめて初めて完答。立式のみ正しく計算が誤っている場合は、立式分の部分点を与える。
知技 1式の計算[各2点/計12点]
(1)4x+3y3(2x−y)−2(x−3y)=6x−3y−2x+6y=4x+3y。かっこの前が − のときは符号に注意。
(2)a+3b4通分して 3a+b4−2(a−b)4=3a+b−2a+2b4=a+3b4
(3)12x³y(−2x)²=4x² なので、4x²×3xy=12x³y。(−2x)² の 2乗は符号もふくめて 2乗する。
(4)−2a8a²b ÷ (−4ab)=8a²b−4ab=−2a
(5)−8xy²12x²y ÷ (−3x) × 2y=12x²y × 2y−3x=−8xy²。÷ は逆数のかけ算にして一気に約分する。
(6)−2x34x²y ÷ (−38xy)=3x²y4×(−83xy)=−2x
知技 2等式変形[各2点/計6点]
(1)y=12−3x2 (=6−32x)3x+2y=12 → 2y=12−3x → 両辺を 2 でわる。
(2)a=ℓ2−bℓ=2(a+b) → ℓ2=a+b → a=ℓ2−b (a=ℓ−2b2 でもよい)
(3)b=2Sh−aS=12(a+b)h → 2S=(a+b)h → a+b=2Sh → b=2Sh−a
知技 3ことば[各2点/計8点]
①イ(二元一次方程式)2つの文字をふくむ一次方程式。
②ウ(消去)一方の文字をなくすことを「消去する」という。
③ア(一元一次方程式)文字が1つだけの一次方程式。これまでに学習した形。
④エ(代入法)消去のしかたは「加減法」と「代入法」の2つ。
知技 4連立方程式[各3点/計18点]
(1)x=3、y=4加減法:2式をたすと 4x=12 → x=3。x+y=7 に代入して y=4。 〔検算〕3+4=7 ○/3(3)−4=5 ○
(2)x=−1、y=2加減法:y の係数がそろっているので 上−下 で −3x=3 → x=−1。2(−1)+3y=4 → 3y=6 → y=2。 〔検算〕2(−1)+3(2)=4 ○/5(−1)+3(2)=1 ○
(3)x=3、y=−2加減法:上×2=8x−6y=36、下×3=9x+6y=15。たして 17x=51 → x=3。4(3)−3y=18 → y=−2。 〔検算〕4(3)−3(−2)=12+6=18 ○/3(3)+2(−2)=9−4=5 ○
(4)x=3、y=1代入法:y=2x−5 を下へ代入 3x+2(2x−5)=11 → 7x=21 → x=3。y=2(3)−5=1。 〔検算〕1=2(3)−5 ○/3(3)+2(1)=11 ○
(5)x=16、y=5代入法:x=3y+1 を下へ代入 2(3y+1)−5y=7 → y=5。x=3(5)+1=16。 〔検算〕16=3(5)+1 ○/2(16)−5(5)=32−25=7 ○
(6)x=−2、y=3加減法:上×2=10x+4y=−8。下とたして 13x=−26 → x=−2。5(−2)+2y=−4 → y=3。 〔検算〕5(−2)+2(3)=−4 ○/3(−2)−4(3)=−18 ○
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知技 5いろいろな連立方程式[各2点/計8点]
(1)x=4、y=1かっこをはずす:2x−2+3y=9 → 2x+3y=11 …①/3x−2y−2=8 → 3x−2y=10 …②
加減法:①×2=4x+6y=22、②×3=9x−6y=30。たして 13x=52 → x=4。①に代入 8+3y=11 → y=1。
〔検算〕2(4−1)+3(1)=6+3=9 ○/3(4)−2(1+1)=12−4=8 ○
(2)x=6、y=3分母をはらう:上の両辺を 6倍して 3x+2y=24 …①/x−y=3 → x=y+3 …②
代入法:①に②を代入 3(y+3)+2y=24 → 5y=15 → y=3、x=6。
〔検算〕62+33=3+1=4 ○/6−3=3 ○
(3)x=3、y=1小数を整数に:上の両辺を 10倍して 2x+5y=11 …①/3x−y=8 → y=3x−8 …②
代入法:①に②を代入 2x+5(3x−8)=11 → 17x=51 → x=3、y=1。
〔検算〕0.2(3)+0.5(1)=0.6+0.5=1.1 ○/3(3)−1=8 ○
(4)x=3、y=2分母をはらう:上の両辺を 6倍して 3(x+1)+2(y−2)=12 → 3x+2y=13 …①/x+2y=7 …②
加減法:①−② で 2x=6 → x=3。②に代入 3+2y=7 → y=2。
〔検算〕3+12+2−23=2+0=2 ○/3+2(2)=7 ○
知技 6A=B=C 型の方程式[各2点/計4点]
(1)x=−4、y=1A=B=C は「A=C」と「B=C」の2本の式の組にして解く。
 2x+3y=−5 …①/x−y=−5 …②
代入法:②より x=y−5。①に代入 2(y−5)+3y=−5 → 5y=5 → y=1、x=−4。
〔検算〕2(−4)+3(1)=−5 ○/(−4)−1=−5 ○(両方とも −5 で等しい)
(2)x=2、y=14x+7y=15 …①/3x+9y=15 …②
②は両辺を 3でわって x+3y=5 → x=5−3y。
代入法:①に代入 4(5−3y)+7y=15 → −5y=−5 → y=1、x=2。
〔検算〕4(2)+7(1)=15 ○/3(2)+9(1)=15 ○(両方とも 15 で等しい)
知技 7二元一次方程式・解の判定[各2点/計4点]
(1)ア、エ二元一次方程式=文字が2つで、どちらも1次の方程式。イは x² があるので2次、ウは文字が1つなので一元一次方程式。
(2)ア、イア:2+(−3)=−1 ○、4−(−3)=7 ○。イ:6−3=3 ○、2+6=8 ○。ウ:2−(−3)=5 ○ だが 2+2(−3)=−4≠4 ✕。両方成り立つものだけが解。
思考・判断・表現
考 1文字式による説明[各2点/計8点]
①10a+b十の位が a、一の位が b の2けたの自然数。
②10b+a位を入れかえると、十の位が b、一の位が a になる。
③11a+11b(10a+b)+(10b+a)=11a+11b
④a+b11a+11b=11(a+b)。a、b は整数だから a+b も整数。よって 11×(整数)=11の倍数。
考 2解から値を求める[各2点/計4点]
yy=−1x=2 を 2x+3y=1 に代入:4+3y=1 → 3y=−3 → y=−1。
aa=5x=2、y=−1 を ax−y=11 に代入:2a+1=11 → 2a=10 → a=5。
考 3同じ解をもつ連立方程式[(1) 2点/(2) 3点/計5点]
(1)x=3、y=24つの式はすべて同じ解をもつので、a、b をふくまない2式 x+2y=7 と 2x−y=4 を組にして解く。
代入法:2x−y=4 → y=2x−4。x+2(2x−4)=7 → 5x=15 → x=3、y=2。
〔検算〕3+2(2)=7 ○/2(3)−2=4 ○
(2)a=1、b=−1x=3、y=2 を残り2式に代入:3a−2b=5、3b+2a=−1。上×3+下×2 で 13a=13 → a=1、b=−1。
〔確認〕3(1)−2(−1)=5 ○、3(−1)+2(1)=−1 ○
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考 4連立方程式の利用(代金)[① 2点/② 2点/③ 3点/計7点]
①りんごを x 個、みかんを y 個とする求めたいものをそのまま x、y とおくのが基本。
②x+y=15
120x+80y=1480
立式の根拠/1本目:りんごの個数+みかんの個数=合わせて買った個数 なので x+y=15。
2本目:(りんご1個の値段)×(個数)+(みかん1個の値段)×(個数)=代金の合計 なので 120x+80y=1480。
③りんご 7個、みかん 8個代入法:y=15−x を 120x+80y=1480 に代入:120x+80(15−x)=1480 → 40x=280 → x=7、y=8。
〔検算〕7+8=15 ○、120×7+80×8=840+640=1480 ○。どちらも自然数なので問題に適している。
考 5連立方程式の利用(速さ)[(1) 2点/(2) 2点/(3) 3点/計7点]
(1)オx、y は道のりなので、時間=道のり速さ。歩いた時間+走った時間=20 より x60+y150=20。
(2)アx、y は時間なので、時間の合計がそのまま x+y=20。もう1本は「道のりの合計」で 60x+150y=1650。
(3)歩いた道のり 900m
走った道のり 750m
x+y=1650、x60+y150=20 を 300倍して 5x+2y=6000。
立式の根拠:道のりの合計=1650m、時間の合計=20分。
代入法:x=1650−y を代入:5(1650−y)+2y=6000 → 8250−3y=6000 → 3y=2250 → y=750、x=900。
〔検算〕900+750=1650 ○/900÷60=15分、750÷150=5分、15+5=20分 ○(どちらも正の数で問題に適する)
考 62けたの自然数[3点]
答57立式の根拠:十の位を a、一の位を b とすると、もとの数は 10a+b、入れかえた数は 10b+a。
 「位の数の和が12」より a+b=12 …①
 「入れかえた数はもとより18大きい」より (10b+a)−(10a+b)=18 → 9b−9a=18 → b−a=2 …②
加減法:①+② より 2b=14 → b=7、①に代入して a=5。よってもとの自然数は 57。
〔検算〕5+7=12 ○、75−57=18 ○。a=5、b=7 はどちらも 0〜9 の整数で、a≠0 なので 2けたの自然数として適する。
考 7食塩水[各3点/計6点]
(1)a=5、b=10ふくまれる食塩の重さで式をつくる。
・1つ目:200×a100+300×b100=500×8100 → 2a+3b=40
・2つ目:全体は 300+100+100=500g。水に食塩は入っていないので
 300×a100+100×b100=500×5100 → 3a+b=25
加減法:3a+b=25 を3倍すると 9a+3b=75。ここから 2a+3b=40 をひいて 7a=35 → a=5。3(5)+b=25 → b=10。
〔検算〕2(5)+3(10)=10+30=40 ○/3(5)+10=25 ○。濃度としても 10g+30g=40g、40÷500=8% ○/15g+10g=25g、25÷500=5% ○(a、b とも正の数で適する)
(2)A:B=4:1A を x g、B を y g 混ぜるとすると、食塩の重さは 0.05x+0.10y、全体は (x+y) g。
 0.05x+0.10y=0.06(x+y) → 両辺を 100倍して 5x+10y=6x+6y → 4y=x
よって x:y=4:1。
〔検算〕A 400g(食塩 20g)+B 100g(食塩 10g)=500g 中 30g → 30÷500=6% ○
配点表
知技1知技2知技3知技4知技5知技6知技7知技 計
12681884460
考1考2考3考4考5考6考7考 計
845773640
知識・技能 60点 + 思考・判断・表現 40点 = 合計 100点
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