| 観点 | 大問 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 知識・技能 50点 | 一 | 漢字の読み書き(20問) | 1点×20=20点 |
| 二 | 語句の知識(語の意味・対義語・類義語・慣用句) | 2点×7=14点 | |
| 三 | 文法(文の成分・文節どうしの関係・文の種類) | 16点 | |
| 思考・判断・表現 50点 | 四 | 「モアイは語る—地球の未来」の読解 | 50点 |
| 合計 | 100点 | ||
| 番号 | 解答 | 番号 | 解答 |
|---|---|---|---|
| ① | きょだい | ⑪ | 遺跡 |
| ② | なぞ | ⑫ | 運搬 |
| ③ | ばっさい | ⑬ | 栽培 |
| ④ | さか(える) | ⑭ | 崩壊 |
| ⑤ | とぼ(しい) | ⑮ | 荒廃 |
| ⑥ | こうかい | ⑯ | 足りない |
| ⑦ | きちょう | ⑰ | 絶滅 |
| ⑧ | しつど | ⑱ | 限界 |
| ⑨ | こりつ | ⑲ | 放送 |
| ⑩ | おお(う) | ⑳ | 守る |
| 番号 | 解答 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ア | 「枯渇」=水・資源・資金などが、使い果たされてなくなること。この文章の中心となる語の一つ。イの「草木がかれる」は「枯」の字だけに引かれた誤り。 |
| (2) | 衰退 | 繁栄 ⇔ 衰退。「衰亡」「没落」も可とする。「破壊」「貧乏」などは対義語になっていないので×。 |
| (3) | 減少 | 増加 ⇔ 減少。人口のグラフを読むときに必ず使う対になる語。 |
| (4) | 無限 | 有限 ⇔ 無限。「地球の資源は有限である」という、この文章の前提にあたる語。 |
| (5) | ア | 「原因」=「要因」。イ「結果」は対義語なので×。説明文では「原因」「要因」「背景」がほぼ同じ役割で使われる。 |
| (6) | ア | 「拍車をかける」=物事の進み方をいっそう速める。もともとは馬に乗るときの「拍車」から出た言い方。「人口の増加が森林の破壊に拍車をかけた」のように使う。 |
| (7) | ア | 「警鐘を鳴らす」=危険が近いことを知らせ、注意をうながす。この文章の筆者の姿勢そのものを表す慣用句。 |
| 番号 | 解答 | 解説(見分け方) |
|---|---|---|
| (1) 1点 | ウ(修飾語) | 「大きな」は、あとの「時計が」をくわしく説明している。 |
| (2) 1点 | エ(接続語) | 前の文と後の文をつなぎ、原因・結果の関係を示している。「だから」「しかし」「また」などと同じはたらき。 |
| (3) 1点 | オ(独立語) | 感動を表し、他の文節と直接結びつかずに独立している。よびかけ・応答・提示も独立語。 |
| (4) 1点 | ア(主語) | 「何が」にあたる部分。「〜は」の形でも主語になることに注意(「〜が」だけとは限らない)。 |
| (5) 1点 | イ(述語) | 「どうする・どんなだ・何だ」にあたる部分。文の終わりにあることが多い。 |
| 番号 | 解答 | 解説(見分け方) |
|---|---|---|
| (6) 1点 | ア(主語・述語の関係) | 「花が」=何が、「さいた」=どうする。 |
| (7) 1点 | イ(修飾・被修飾の関係) | 「静かに」が「歩く」のしかたをくわしくしている。 |
| (8) 1点 | ウ(並立の関係) | 「ノートと」「えんぴつが」が対等に並んでいる。入れかえても意味が変わらないのが見分け方。 |
| (9) 1点 | エ(補助の関係) | 「いる」が本来の意味をうすめ、「立って」に意味をそえている。「〜て いる/ある/みる/おく/しまう」の形が目印。 |
| (10) 1点 | 単文 | 主語・述語の関係が「弟は—釣った」の一組だけ。 |
| (11) 1点 | 重文 | 「雨は—やみ」と「風も—おさまった」の二組が対等に並ぶ。 |
| (12) 1点 | 複文 | 「水が—減った」が「原因」を修飾する部分になっており、主語・述語の関係が対等でない。 |
| (13) 2点 | 小川は | 「流れていた」の主語に見えるが、文全体の主語は「小川は」。「この町を」は修飾語。一文節で書けていること(「小川」だけでも可、「小川は、」のように読点を付けても可)。 |
| (14) 2点 | 消えた | 文末の「消えた」が述語。「すっかり消えた」のように二文節で書いたものは−1点。 |
| 番号 | 解答 | 解説・採点のポイント |
|---|---|---|
| (1) 3点 | ア | 「巨大な石像は、だれが、何のために、どうやって作ったのか」という身近でふしぎな具体例から入り、読者を引きこんでから、地球全体の問題へと話を広げていく。これが説明文の導入の工夫。イ・エのように、モアイ像や筆者自身の話が目的ではない。 |
| (2) 4点 | ア | 島に生えていたヤシの木を切り、丸太を「ころ」として転がしながら運んだという説。この説は「島に大きな木が生えていたはずだ」という前提を必要とするため、後の花粉分析の話につながっていく。設問(3)との結びつきを意識させたい。イ〜エは、木を使うことは同じでも、本文の説とはちがう運び方なので×。 |
| (3) 4点 | ア(ヤシ) | 花粉分析=地層にふくまれる花粉の種類を調べ、昔その土地に生えていた植物を知る方法。調査の結果、島はかつてヤシの大木が茂る森林におおわれていたことが分かった。イ〜エは本文にない植物なので×。 |
| (4) 4点 | ア・イ・ウ | エ…森林が失われたのは火山の噴火によるものではなく、人間による長期間の伐採が原因なので×。オ…外から来た人々が持ち去ったという記述はないので×。 ア・イ・ウの三つがそろって4点(完答)。一つでも足りない、または余分なものが入っていれば0点。 |
| (5) 6点 | (例)表土が流出して農業の生産力が落ち、食料不足から部族間の争いが起こり、人口が激減した。(42字) | 次の四つの要素のうち、書けているものを1点ずつ+順序が正しければ2点で採点する。 ①表土の流出(土地がやせた) ②農業生産の低下 ③食料不足 ④部族間の争い・人口の激減。 順序が入れかわっていて因果がつながらないものは、要素点のみ。「森林がなくなった」とくり返しただけのものは0点。40字未満・50字超は−1点。 |
| (6) 3点 | ア | 「悲劇」とは、島の人々が自分たちの手で島の自然(資源)を使い尽くし、その結果として暮らしと文明を崩壊させてしまったということ。外からの災害ではなく、自分で自分の土台をこわした点が「悲劇」である。 |
| (7) 4点 | ア | この文章の中心にある類推(アナロジー)。イースター島は海に囲まれて外から資源を得られない「閉じた世界」(外からの助けを得られず、自分の中にあるものだけで暮らすしかない世界)であり、地球も宇宙に浮かぶ一つの大きな「島」にすぎない、という重ね合わせ。イ・エは共通点としては本質的でないので×。 |
| (8) 6点 | (例)限られた資源を効率よく長く使い、自然と共存できる社会をつくっていくこと。(36字) | 「資源には限りがある/効率よく長く使う」(3点)+「自然と共存する・持続できる生き方を選ぶ」(3点)の二点で採点。 「森林を大切にすること。」だけのものは3点。「イースター島はかわいそうだ」のような感想は0点。文末が「〜こと。」になっていないものは−1点。30字未満・40字超は−1点。 |
| (9) 4点 | ア | 〈具体例=モアイ像の謎〉→〈調査と分析=花粉分析など〉→〈原因の解明=過剰な伐採〉→〈地球への類推〉→〈提言〉という流れ。提言が最後に置かれていることをつかめているかが分かれ目。イは「調査→原因」の順が逆で、提言と類推も入れかわっている。ウは提言が早すぎ、エは提言から始めているので×。 |
| 番号 | 解答 | 解説・採点のポイント |
|---|---|---|
| (10) 3点 | ア | 数値・年代・グラフなどのデータは、筆者の主張が個人の感想ではなく客観的な事実にもとづくことを示すための根拠。説明文では「主張」と「根拠」を区別して読むことが重要。 |
| (11) 3点 | ア | モアイ像は実際に話すわけではない。島に残された遺跡そのものが、文明の崩壊という事実を通して未来への警告を伝えているという意味で「語る」と表現している(擬人的な言い方)。 |
| (12) 6点 | (例)資源を無駄にしないように、紙や水を大切に使い、ごみを減らす生活を家庭でも続けていきたい。(44字) | 【ルーブリック】 ・6点…本文の主張(限りある資源を大切に使う/自然と共存する)と結びついており、自分が実際にできる具体的な行動が書かれ、字数も守られている。 ・4点…具体的な行動は書けているが、本文の主張との結びつきが弱い。 ・2点…「環境を大切にしたい」など、気持ちだけで具体的な行動がない。 ・0点…本文の内容と無関係、または未記入。 ※40字未満・50字超は−1点。 |