配点一覧 知技1(2×10=20)/知技2(2×10=20)/知技3(2×10=20)=60点
考1(2×6=12)/考2(2×7=14)/考3(2×7=14)=40点 総小問数 50問(全問 記号選択・各2点)
知技1近畿地方2点×10=20点
| (1) | ア | 日本最大の湖は滋賀県の琵琶湖。イの猪苗代湖は福島県、ウの霞ヶ浦は茨城県で面積は2位、エの浜名湖は静岡県で、いずれも近畿地方にはない。 |
| (2) | イ | 大阪湾沿岸は阪神工業地帯。アの中京工業地帯は伊勢湾沿岸で機械の割合が高い。ウの京浜工業地帯は東京湾沿岸、エの瀬戸内工業地域は瀬戸内海沿岸で場所が異なる。 |
| (3) | ウ | 大阪・京都・神戸を中心とするのが京阪神大都市圏。アの東京大都市圏は最大で1位。イの名古屋大都市圏は3位、エの太平洋ベルトは工業地域の帯で都市圏ではない。 |
| (4) | イ | 奈良県の紀伊山地の高級木材は吉野すぎ。アの津軽ひばは青森県、ウの木曽ひのきは長野県、エの秋田すぎは秋田県で、いずれも近畿地方の産地ではない。 |
| (5) | イ | 国が指定するのは伝統的工芸品。アの地場産業は地域に根づいた産業全般を指す語で指定制度ではない。ウの工業団地は工場を集めた区域、エの特産物は一般的な語である。 |
| (6) | ウ | 自治体が町並みを守るために定めるのが景観条例。アの環境基本法とイの環境アセスメントは公害・環境影響評価の制度で町並みの規制ではない。エの過疎法は過疎地域の支援のための法である。 |
| (7) | ウ | 大阪湾の人工島にある24時間空港は関西国際空港。アの成田国際空港は千葉県、イの中部国際空港は愛知県の人工島、エの福岡空港は市街地にあり24時間運用ではない。 |
| (8) | ア | 企業や学校が集中する大阪府だけが昼間人口>夜間人口。イの奈良県・ウの和歌山県・エの滋賀県はいずれも大阪や京都へ通勤・通学する人が多く、昼間人口のほうが少ない。 |
| (9) | イ | 山地が沈みこんで入りくんだ海岸がリアス海岸で、志摩半島が代表例。アの砂浜海岸はなめらかな海岸線。ウの三角州は河口の低地、エの干潟は潮の満ち引きで現れる浅瀬である。 |
| (10) | エ | 諸藩が年貢米や特産物を保管・売却した施設が蔵屋敷で、「天下の台所」とよばれた大阪に集中した。アの問屋は商品を仲介する商人、イの株仲間は商人の同業組合、ウの宿場は街道の施設。 |
知技2中国・四国地方と九州地方2点×10=20点
| (1) | イ | 塩田跡や軍用地跡を利用したのが瀬戸内工業地域。アの阪神工業地帯は大阪湾沿岸、ウの北九州工業地域は福岡県、エの京葉工業地域は千葉県で、いずれも瀬戸内海沿岸ではない。 |
| (2) | イ | 香川県の北部に広がるのが讃岐平野。降水量が少なく、古くから農業用水の確保が課題であった。アの高知平野は高知県、ウの岡山平野は岡山県、エの徳島平野は徳島県にあり、いずれも香川県の平野ではない。 |
| (3) | ウ | 出荷時期を早めるのが促成栽培。アの抑制栽培は逆に出荷を遅らせる方法で、高原野菜などに用いる。イの近郊農業は大都市周辺での農業、エの二毛作は同じ耕地で年2回別の作物をつくることである。 |
| (4) | ア | 3ルートをまとめて本州四国連絡橋という。イのしまなみ海道(尾道—今治)、ウの瀬戸大橋(児島—坂出)、エの明石海峡大橋(神戸—鳴門ルートの一部)は、いずれもそのうちの一部にすぎない。 |
| (5) | ウ | 高齢者が半数以上を占め維持が難しい集落が限界集落。アのニュータウンは計画的につくられた住宅地、イの政令指定都市は人口50万人以上の大都市、エの工業団地は工場の集まる区域である。 |
| (6) | イ | 橋の開通で人や購買力が大都市へ吸い出されるのがストロー現象。アのドーナツ化現象は都心から郊外への人口移動、ウのスプロール現象は市街地の無秩序な拡大、エのヒートアイランド現象は都市の高温化。 |
| (7) | ア | 噴火によるくぼ地がカルデラで、阿蘇山のものは世界最大級。イのシラス台地は火山灰が積もった台地、ウの砂丘は風が砂を積もらせた地形、エの扇状地は川がつくる地形である。 |
| (8) | ウ | 筑後川が流れる九州最大の平野が筑紫平野。アの宮崎平野は促成栽培がさかんな太平洋側の平野、イの熊本平野は筑紫平野より小さい。エの讃岐平野は四国にある。 |
| (9) | イ | 1901年操業の官営製鉄所は八幡製鉄所。アの富岡製糸場は群馬県の官営製糸場で業種が違う。ウの長崎造船所は民営の造船所、エの釜石製鉄所は岩手県にある別の製鉄所である。 |
| (10) | ウ | 熊本県南部で有機水銀が原因となったのが水俣病。アのイタイイタイ病は富山県のカドミウム、イの四日市ぜんそくは三重県の大気汚染。エの新潟水俣病は同じ原因物質だが発生地が新潟県である。 |
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知技3欧米の近代革命・産業革命と日本の開国2点×10=20点
| (1) | イ | 1688年の無血の革命が名誉革命。アのピューリタン革命は1640年代で国王を処刑しており「血を流さず」に当たらない。ウのフランス革命は1789年、エのアメリカ独立戦争は1775年からで国も年も異なる。 |
| (2) | ウ | 1689年の権利章典が議会政治の基礎。アのマグナ・カルタは1215年の文書で時代が大きく前。イの独立宣言はアメリカ、エの人権宣言はフランスのもので国が異なる。 |
| (3) | ウ | 1776年にアメリカ13植民地が出したのが独立宣言。アの権利章典はイギリス、イの人権宣言はフランスで国が違う。エの大日本帝国憲法は1889年の日本の憲法である。 |
| (4) | エ | 1789年のフランス革命で発表されたのが人権宣言。アの権利章典は1689年のイギリス、イの独立宣言は1776年のアメリカ、ウのマグナ・カルタは1215年のイギリスで、年も国も合わない。 |
| (5) | ア | 『社会契約論』で人民主権を説いたのがルソー。イのモンテスキューは『法の精神』で三権分立、ウのロックは抵抗権を唱えた人物で著書が違う。エのリンカンは19世紀アメリカの大統領である。 |
| (6) | エ | 蒸気機関を改良したのはワット。アのニュートンは万有引力の法則、イのダーウィンは進化論、ウのマルクスは『資本論』の著者で、いずれも蒸気機関とは関係がない。 |
| (7) | ウ | 資本家が労働者を雇って利益を目的に生産するしくみが資本主義。アの社会主義はそれを批判して生まれた考え方で逆。イの封建制度は中世の土地を介した主従関係、エの重商主義は国家が貿易で富を蓄える政策。 |
| (8) | エ | 1853年に浦賀に来航したのはペリー。アのハリスは1856年に下田に着任した総領事で、修好通商条約を結んだ人物。イのラクスマンは1792年のロシア使節、ウのプチャーチンも同時期のロシア使節である。 |
| (9) | ア | 1854年に下田・函館を開いたのが日米和親条約。イの日米修好通商条約は1858年で5港を開き貿易を認めた条約。ウの南京条約は1842年の清とイギリス、エの下関条約は1895年の日清戦争後の条約。 |
| (10) | ア | 日本に関税自主権がなく、アメリカに領事裁判権(治外法権)を認めた点が不平等。イは有利・不利が逆である。ウの賠償金やエの領土の割譲はこの条約には含まれていない。 |
思考・判断・表現(40点)の解答・解説
考13都市の月別降水量の読み取り2点×6=12点
| (1) | ア | Xは年計2665mmと多く9月が最大なので太平洋側の高知市。Yは年計1078mmと最も少ないので瀬戸内の高松市。Zは12月219mm・1月201mmと冬に多いので日本海側の鳥取市。この3条件を満たすのはアだけである。 |
| (2) | ウ | 北西の季節風は中国山地に、南東の季節風は四国山地にさえぎられるため、年間を通じて降水量が少ない。アは季節風の影響を受けているので誤り。イは標高が高いわけではない。エは台風も通るので誤り。 |
| (3) | イ | 讃岐平野に数多くつくられてきたのがため池。アのダムは近代以降に河川をせき止めてつくる大規模施設。ウの用水路は水を運ぶ水路で貯める施設ではない。エの干拓地は海や湖を陸地にしたもの。 |
| (4) | ウ | 9月に降水量が急増する原因は台風。アの梅雨前線は6〜7月の降水の原因で、表でも6月360mm・7月357mmと多い。イの北西の季節風は冬の日本海側、エのやませは東北地方太平洋側の夏の風である。 |
| (5) | エ | 冬の北西の季節風が日本海の上で水分をふくみ、山地にぶつかって雪や雨を降らせる。アの南東の季節風は夏の太平洋側の降水の原因。イの台風は夏から秋にかけてのもの、ウの梅雨前線は6〜7月のもので、いずれも冬ではない。 |
| (6) | ア | 2665÷1078=約2.47倍で2倍以上なのでアが正しい。イはZの1月201mm>8月117mmなので誤り。ウはYの6月が151mmあるので誤り。エはXは9月、Zは12月が最大なので誤り。 |
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考2イギリス・インド・清の三角貿易2点×7=14点
| (1) | ア | イギリス→インド(綿織物)、インド→清(アヘン)、清→イギリス(茶)と、3国の間を品物が一方向にめぐるしくみを三角貿易という。イの中継貿易は外国の品を仕入れて別の国へ転売する貿易、ウの朱印船貿易は江戸初期の日本と東南アジアの貿易、エの南蛮貿易は16世紀のポルトガル・スペインとの貿易である。 |
| (2) | ウ | 茶の代金として大量の銀が清へ流出したため、インド産アヘンを清に売って銀を取り戻そうとした。アは清はアヘンを求めておらず禁止していたので誤り。イはインドでも茶の生産は後に行われた。エは同盟のためではない。 |
| (3) | イ | 1840年のアヘン戦争。アの南北戦争は1861年のアメリカ国内の戦争。ウのクリミア戦争は1853年のロシアとの戦争、エのインド大反乱は1857年でイギリスとインドの間のできごとである。 |
| (4) | イ | 1842年の南京条約で香港の割譲と5港の開港が定められた。アの下関条約は1895年の日清戦争後、ウのポーツマス条約は1905年の日露戦争後、エの日米和親条約は1854年の日本とアメリカの条約である。 |
| (5) | エ | 産業革命によって機械で安く大量に綿織物をつくれるようになり、手織りのインド製品を圧倒した。アはインドは綿花の産地であり続けたので誤り。イは国内でも需要はあった。ウの輸入義務づけという事実はない。 |
| (6) | ウ | 清の敗北に衝撃を受け、1842年に異国船打払令をやめて天保の薪水給与令を出した。アは打払令は逆に撤回された。イの開国は1854年で、この時点ではまだ。エの清との軍事同盟は結ばれていない。 |
| (7) | イ | 図の矢印は清→イギリスが「茶」なのでイが正しい。アは茶はインドからではないので誤り。ウのアヘンはインド→清の向きなので誤り。エの綿織物はイギリス→インドの向きで、清へ直接ではないので誤り。 |
考3九州地方の産業と環境2点×7=14点
| (1) | ア | 金属26.5→13.2%と減り、機械15.4→43.6%と増えているのでアが正しい。イは金属が減っているので誤り。ウは2020年の最大は機械43.6%なので誤り。エは化学10.8→6.7%と減っているので誤り。 |
| (2) | イ | IC工場の進出から九州はシリコンアイランドとよばれた。アのシリコンバレーはアメリカ西海岸の地域。ウのテクノポリスは地方の技術都市をつくる国の構想、エのシリコンロードは東北自動車道沿いのIC工場の集まりをさすよび名である。 |
| (3) | ウ | ICは小型・軽量で高価なため、輸送費の高い航空機やトラックでも採算が合う。アはICは軽いので誤り。イは石炭や鉄鉱石を大量に使う産業ではない。エは航空輸送が中心なので誤り。 |
| (4) | イ | シラス台地は火山灰が積もった水もちの悪い土地で、水田に向かないため畑作や畜産が行われてきた。アは水につかるのではなく逆に水がぬけやすい。ウは九州南部は温暖なので誤り。エは広い台地なので誤り。 |
| (5) | エ | 廃棄物を他産業の原料にする循環型の取り組みがエコタウン事業。アの世界自然遺産は保護制度、イの環境アセスメントは開発前の環境影響評価、ウのラムサール条約は湿地の保全に関する条約である。 |
| (6) | イ | 火山の地下の熱や蒸気を使うのが地熱発電で、火山の多い九州でさかん。アの水力は川の流れ、ウの太陽光は日射、エの風力は風を利用するもので、火山活動とは関係がない。 |
| (7) | エ | 筑豊炭田と八幡製鉄所を背景とした金属中心から、IC・自動車といった機械中心へ変化したという説明が表2と一致する。アは金属が減っているので誤り。イは化学が6.7%なので誤り。ウは石炭産業は衰退したので誤り。 |
合 計 100点(50問×2点)
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落としやすいポイント
① 降水量の表から気候区分を読む手順…まず年計を見て多い・少ないを分け、次に最も多い月を見る。夏(6〜9月)に多ければ太平洋側、冬(12〜2月)に多ければ日本海側、年間を通じて少なければ瀬戸内。この2段階で必ず決まる。
② 促成栽培と抑制栽培…促成=早く出荷(高知・宮崎、ビニールハウス)、抑制=遅らせて出荷(長野・群馬の高原野菜)。向きを逆にした選択肢が定番。
③ 四大公害病の場所と原因…水俣病=熊本県・有機水銀、新潟水俣病=新潟県・有機水銀、イタイイタイ病=富山県・カドミウム、四日市ぜんそく=三重県・大気汚染。「県」と「原因物質」をセットで覚える。
④ 三角貿易の矢印の向き…イギリス→インド=綿織物、インド→清=アヘン、清→イギリス=茶。「誰が誰に何を売ったか」を矢印でかけるようにしておくこと。向きを入れかえた選択肢が必ず出る。
⑤ 権利章典・独立宣言・人権宣言の区別…権利章典=1689年・イギリス、独立宣言=1776年・アメリカ、人権宣言=1789年・フランス。「年」と「国」の2点セット。
⑥ 和親条約と修好通商条約…和親(1854年)=下田・函館の2港、貿易はしない。修好通商(1858年)=5港を開き貿易、関税自主権なし・領事裁判権あり=不平等。
⑦ 九州の工業の変化…金属(八幡製鉄所・筑豊炭田)中心 → 機械(IC・自動車)中心。表の数字で「減ったもの」「増えたもの」を必ず指でたどって確認する。
⑧ 昼間人口と夜間人口…企業や学校が集まる中心府県(大阪府・東京都)だけが昼間人口>夜間人口。周辺県は逆になる。
解答一覧(採点用)
知技1 (1)ア (2)イ (3)ウ (4)イ (5)イ (6)ウ (7)ウ (8)ア (9)イ (10)エ
知技2 (1)イ (2)イ (3)ウ (4)ア (5)ウ (6)イ (7)ア (8)ウ (9)イ (10)ウ
知技3 (1)イ (2)ウ (3)ウ (4)エ (5)ア (6)エ (7)ウ (8)エ (9)ア (10)ア
考1 (1)ア (2)ウ (3)イ (4)ウ (5)エ (6)ア
考2 (1)ア (2)ウ (3)イ (4)イ (5)エ (6)ウ (7)イ
考3 (1)ア (2)イ (3)ウ (4)イ (5)エ (6)イ (7)エ
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