【注意事項】
- 問題は「一」から「四」(P.1〜P.6)までです。解答はP.7〜P.9の解答用紙に書きなさい。
- 大問四は、教科書『国語3』(光村図書)の「学びて時に之を習ふ」を開いて解答しなさい。
- 返り点は、〈レ〉〈一〉〈二〉のように、あたる漢字のすぐ後ろに〈 〉で示してあります。
- 解答は、解答用紙の適切な欄に、ていねいに楷書で書きましょう。
- 句読点やかぎかっこなどの符号も一字と数えます。
知識・技能 (50点)
一
次の──線部について、漢字はその読みをひらがなに直し、ひらがなは漢字に直して書きなさい。ただし、送りがなが必要な場合(⑤⑥⑧⑩⑮⑯⑰)は、必ず書くこと。
1点×20=20点
①論語を声に出して読む。
②孔子の言葉。
③弟子が師に従う。
④儒教の考え方。
⑤進む道に惑う。
⑥言葉を慎む。
⑦先人の徳を学ぶ。
⑧師を敬う。
⑨君子のふるまい。
⑩学問を怠る。
⑪ぶんがく作品を読む。
⑫師をそんけいする。
⑬中国のしそう家。
⑭友とぎろんする。
⑮孔子のおしえを守る。
⑯自分のあやまちを認める。
⑰足りない点をおぎなう。
⑱学んだことをじっせんする。
⑲一日をはんせいする。
⑳せいじつな態度。
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二
漢文の基礎について、次の問いに答えなさい。
2点×9=18点
(1)次の①〜③の説明にあてはまる語を、後のア〜ウから一つずつ選び、記号で答えなさい。【完答】
① 漢字だけで書かれた、返り点も送り仮名もついていない漢文のもとの形。
② ①に返り点と送り仮名をつけて、日本語の順序で読めるようにしたもの。
③ ②を、漢字と仮名を用いた日本語の文の形に書き表したもの。
ア 訓読文 イ 白文 ウ 書き下し文
(2)すぐ下の一字から、上の一字へ返って読むことを示す返り点の名前を答えなさい。
(3)次の返り点つきの文を、読む順に漢字だけを並べて書きなさい(読まない字は書かなくてよい)。
(4)(3)の文の中で、読まない字を一字書き抜きなさい。
(5)(4)のように、「於」「乎」「矣」など、読まず、日本語の文にも書き表さない字をまとめて何というか。答えなさい。
(6)次の返り点つきの文を、読む順に漢字だけを並べて書きなさい。
(7)次の返り点つきの文を、漢字と仮名を用いた日本語の文に直して書きなさい。「不」はひらがなに直して書くこと。
(8)「未(いまだ〜ず)」「将(まさに〜んとす)」のように、一度めは副詞として、二度めは助動詞などとして二回読む字を何というか。答えなさい。
(9)漢文の基本的な語順について正しく説明しているものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 「主語→目的語→述語」の順になり、日本語と同じである。
イ 「主語→述語→目的語」の順になり、日本語とは述語と目的語の順序が逆である。
ウ 「述語→主語→目的語」の順になる。
エ 語順はまったく決まっておらず、返り点だけで読む順を決める。
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三
語句と古典の基礎知識について、次の問いに答えなさい。
2点×6=12点
(1)孔子について正しく説明しているものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 古代インドの人で、仏教を開いた人物である。
イ 中国の春秋時代の人で、後の儒教のもととなる考えを説いた人物である。
ウ 中国の唐の時代の人で、すぐれた漢詩をつくった詩人である。
エ 日本の江戸時代の人で、中国の古典を日本に紹介した学者である。
(2)『論語』とはどのような書物か。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 孔子が自分の一生をふり返って書き残した自伝。
イ 孔子が国を治めるための方法を自ら書きまとめた書物。
ウ 孔子と弟子たちの言葉や行いを、後に弟子たちがまとめた書物。
エ 孔子の考えを批判した人々の意見を集めた書物。
(3)「子曰はく」の「曰はく」を、現代かなづかいで、ひらがなで書きなさい。
(4)儒教でとくに重んじられた四つの書物を「四書」という。『論語』以外の三つを答えなさい。【完答】
(5)『論語』の中心となる考えで、「他人を思いやる心」を表す語を、漢字一字で答えなさい。
(6)次の①②の意味にあてはまる四字熟語を、漢字で書きなさい。【完答】
① 言葉を飾り、愛想よくふるまって、人にこびへつらうこと。
② 仲間どうしがたがいに励まし合い、競い合って向上すること。
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思考・判断・表現 (50点)
四
教科書の「学びて時に之を習ふ—『論語』から」を読み、次のA〜G(『論語』の言葉)をふまえて、後の問いに答えなさい。
50点
A 子曰はく、「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや。朋遠方より来たる有り、亦楽しからずや。人知らずして慍みず、亦君子ならずや。」
B 子曰はく、「学びて思はざれば則ち罔し。思ひて学ばざれば則ち殆し。」
C 子曰はく、「故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。」
D 子曰はく、「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」
E 子曰はく、「知るを知ると為し、知らざるを知らずと為す、是知るなり。」
F 子曰はく、「吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。」
G 子曰はく、「三人行けば、必ず我が師有り。」
(1)Aの「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや」は、どのようなことを述べているか。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 新しいことを次々に学び続けることが大切だということ。
イ 学んだことを折にふれてくり返し復習し、自分の身につけていく喜び。
ウ 学問は、友人と一緒に楽しみながら進めるべきだということ。
エ 人より早く学んで、よい成績をとることの喜び。
(2)Aの「人知らずして慍みず、亦君子ならずや」からわかる「君子」とは、どのような人物か。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 多くの人に認められ、高い地位についている人。
イ 人に認められなくても不平を言わない、人格のすぐれた立派な人。
ウ 人の評価を気にせず、好きなことだけをして生きる人。
エ 人からうらまれないように、だれにでも調子を合わせる人。
(3)Bで孔子が述べている考えを、「〜という考え。」の形で、二十五字以上三十五字以内で書きなさい。5点
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四(つづき)
A 子曰はく、「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや。朋遠方より来たる有り、亦楽しからずや。人知らずして慍みず、亦君子ならずや。」
B 子曰はく、「学びて思はざれば則ち罔し。思ひて学ばざれば則ち殆し。」
C 子曰はく、「故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。」
D 子曰はく、「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」
E 子曰はく、「知るを知ると為し、知らざるを知らずと為す、是知るなり。」
F 子曰はく、「吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。」
G 子曰はく、「三人行けば、必ず我が師有り。」
(4)Bの二つの文には、表現の上でどのような特徴があるか。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 同じ言葉をくり返すだけで、意味は変わらない反復になっている。
イ 組み立てのよく似た二つの文を並べ、語を入れかえて対比させた対句になっている。
ウ 前の文が原因、後の文が結果という因果関係になっている。
エ 問いかけと答えを組み合わせた、問答の形になっている。
(5)Cの「故きを温めて新しきを知る」とは、どうすることか。「〜こと。」の形で、二十字以上三十字以内で書きなさい。4点
(6)Dの「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ」の意味として、あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 自分がほしがらないものは、人にあげてはいけない。
イ 自分がされていやなことは、人にもしてはいけない。
ウ 自分が望むことは、まず人にしてやりなさい。
エ 人から受けた仕打ちは、必ず同じようにして返しなさい。
(7)Eで孔子が説いているのは、どのような態度か。「〜こと。」の形で、二十五字以上三十五字以内で書きなさい。4点
(8)Fをもとに、次の①〜③の語がそれぞれ何歳を表すか、算用数字で答えなさい。【完答】4点
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四(つづき)
A 子曰はく、「学びて時に之を習ふ、亦説ばしからずや。朋遠方より来たる有り、亦楽しからずや。人知らずして慍みず、亦君子ならずや。」
B 子曰はく、「学びて思はざれば則ち罔し。思ひて学ばざれば則ち殆し。」
C 子曰はく、「故きを温めて新しきを知る、以て師と為るべし。」
D 子曰はく、「己の欲せざる所、人に施すこと勿かれ。」
E 子曰はく、「知るを知ると為し、知らざるを知らずと為す、是知るなり。」
F 子曰はく、「吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。」
G 子曰はく、「三人行けば、必ず我が師有り。」
(9)Gの「三人行けば、必ず我が師有り」に表れている考え方を、次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 三人以上で行動したほうが、勉強の効率がよくなるということ。
イ すぐれた先生を三人以上もつべきだということ。
ウ どんな相手の中にも学ぶべきところがあり、だれからでも学べるということ。
エ 人に教わるより、自分で学ぶほうがよいということ。
(10)Aには「亦説ばしからずや」「亦楽しからずや」「亦君子ならずや」という形がくり返されている。この表現がもつ効果として、あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 自信のなさを表し、読む人に判断をゆだねる効果。
イ 同じ形の問いかけをくり返すことで調子を整え、「当然そうだ」という思いを強く印象づける効果。
ウ 話題を次々に変えることで、内容の幅広さを示す効果。
エ やわらかい言い方にして、相手に反論の余地を残す効果。
(11)『論語』の言葉が、二千年以上ものあいだ読みつがれてきたのはなぜだと考えられるか。三十字以上四十字以内で書きなさい。5点
(12)A〜Gの中から一つを選び、その言葉を自分のこれからの生活にどう生かせるかを、四十字以上五十字以内で書きなさい。選んだ記号も答えること。6点
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二 漢文の基礎 (2点×9) |
(1)① | | (1)② | | (1)③ | |
| (2) | |
| (3) | |
| (4) | | (5) | |
| (6) | |
| (7) | | (8) | |
| (9) | |
三 語句・古典の 基礎知識 (2点×6) |
(1) | | (2) | |
| (3) | |
| (4) | 『 』・『 』・『 』 |
| (5) | |
| (6)① | |
| (6)② | |
※ 二(3)(6)は、読む順に漢字を並べて書きます(「・」や「→」でつないでもよい)。二(7)は日本語の文の形で、三(4)は書名を三つ書きます。
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四 「学びて時に 之を習ふ」 —『論語』から (50点) |
(1) | | (2) | |
| (3) | |
| (4) | |
| (5) | |
| (6) | |
| (7) | |
| (8) | ① 歳 / ② 歳 / ③ 歳 |
| (9) | | (10) | |
| (11) | |
(12) 記号 | |
| (12) | |
※ 記述問題は、解答欄におさまるように、ていねいな字で書きなさい。句読点やかぎかっこも一字と数えます。字数は(3)=25〜35字、(5)=20〜30字、(7)=25〜35字、(11)=30〜40字、(12)=40〜50字です。(12)は、選んだ記号(A〜G)を忘れずに書きなさい。
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