【注意事項】
- 問題は「一」から「四」(P.1〜P.5)までです。解答はP.6〜P.8の解答用紙に書きなさい。
- 大問四は、教科書『国語3』(光村図書)の「作られた「物語」を超えて」を開いて解答しなさい。
- 解答は、解答用紙の適切な欄に、ていねいに楷書で書きましょう。
- 句読点などの符号も一字と数えます。
- 「全て選べ」と指示のある問題は、完答で正解とします。
知識・技能 (50点)
一
次の──線部について、①〜⑩は漢字の読みをひらがなに直し、⑪〜⑳はひらがなを漢字に直して書きなさい。ただし、⑦・⑧・⑱・⑲は送りがなも必要なので、必ず書くこと。
1点×20=20点
①凶暴な犬に注意する。
②大きな誤解を生む。
③もめごとを仲裁する。
④偏見を取り除く。
⑤相手を威嚇する。
⑥意見が衝突する。
⑦前の決定を覆す。
⑧怒りを抑える。
⑨仲間を排除する。
⑩平和の象徴。
⑪貴重なけいけんをする。
⑫意見をひていする。
⑬力でしはいする。
⑭動物をほごする。
⑮厳しいひはんを受ける。
⑯事実をにんしきする。
⑰勝手なそうぞうをする。
⑱難問にいどむ。
⑲相手をきずつける。
⑳結論をきょうちょうする。
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二
語句の知識について、次の問いに答えなさい。
2点×7=14点
(1)「凶暴」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 性質があらあらしく、乱暴で危険なこと。 イ 体が大きく、力が強いこと。
ウ 人をおそれて、すぐに逃げること。 エ めずらしくて、価値が高いこと。
(2)「断片的」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 全体がよくまとまっていること。 イ きれぎれで、全体の一部分にすぎないこと。
ウ きっぱりと言い切るような調子。 エ 長い時間をかけて積み重ねること。
(3)「客観的」の対義語を、漢字三字で書きなさい。
(4)「先入観」の類義語として最もふさわしいものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
(5)次の四字熟語の□にあてはまる漢字一字を書きなさい。
「十人十□」(考え方や好みが、人によってそれぞれちがうこと。)
(6)慣用句「一目置く」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 相手のすぐれた点を認めて、敬意をはらうこと。 イ 少しずつ時間をかけて理解すること。
ウ 人の意見に強く反対すること。 エ 二つの考えを比べて選ぶこと。
(7)ことわざ「百聞は一見にしかず」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 何度も聞けば、やがて理解できるということ。
イ 人から何度も聞くより、一度自分の目で見るほうが確かだということ。
ウ 一度見ただけでは、本当のことはわからないということ。
エ 多くの人の意見を聞くことが大切だということ。
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三
接続語・指示語と論の展開について、次の問いに答えなさい。
16点
(1)〜(6) 次の各文の──線部の接続語の働きを、後のア〜キから一つずつ選び、記号で答えなさい。1点×6=6点
(1)毎日練習を重ねた。だから、記録がのびた。
(2)空は晴れていた。しかし、風は冷たかった。
(3)父は教師だ。また、母も教師だ。
(4)この本は厚い。しかも、字が小さい。
(5)一日も休まなかった。つまり、皆勤だったのだ。
(6)発表はこれで終わる。ところで、次の集まりはいつだろう。
ア 順接 イ 逆接 ウ 並立 エ 添加 オ 対比(選択) カ 説明(補足) キ 転換
(7)次の文章の空欄①〜④に入る語を、後の〔 〕から一つずつ選び、書きなさい。同じ語は一度しか使えません。1点×4=4点
ある古い建物が取りこわされるという記事が、何度も新聞に載った。( ① )、その建物はもうなくなったと思っている人が多い。
だが、資料を調べてみると、計画は何度も見直されていた。その建物は取りこわされたのではない。( ② )、残す方法が時間をかけて検討されてきたのである。
( ③ )、調査の結果は、この計画の経過を一つの流れとして説明できるということだ。( ④ )、記事だけを読んだ場合には、途中の変更を見落とすこともある。
〔 つまり ・ むしろ ・ ただし ・ したがって 〕
(8)次の文中の──線部「これ」が指す内容を、十五字以内で書きなさい。3点
この学校では、昼休みに全員で読書をする。これは、落ち着いて午後の時間を過ごすための取り組みである。
(9)次の二つの文のつながりは、どのような論の展開になっているか。あてはまるものを後から一つ選び、記号で答えなさい。3点
確かに、その計画には多くの費用がかかる。しかし、だからといって実行できないということにはならない。
ア 具体→抽象 イ 主張→根拠 ウ 譲歩→反論 エ 結論→要約
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思考・判断・表現 (50点)
四
教科書『国語3』(光村図書)の「作られた「物語」を超えて」(山極寿一)を読んで、後の問いに答えなさい。
50点
(1)この文章の筆者の立場として最もふさわしいものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。2点
ア 長年ゴリラを野外で観察してきた、霊長類の研究者。 イ 動物園でゴリラを飼育してきた職員。
ウ 動物を題材にした映画をつくってきた監督。 エ アフリカを旅した紀行文の作家。
(2)この文章に出てくる「ドラミング」とは、ゴリラのどのような行動のことか。最もふさわしいものを次から一つ選び、記号で答えなさい。2点
ア 両手で自分の胸をたたく行動 イ 地面を掘りかえして食べ物を探す行動
ウ 木の枝を折ってねどこを作る行動 エ 仲間の毛づくろいをする行動
(3)かつてゴリラの「ドラミング」は、どのような行動だと説明されてきたか。最もふさわしいものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 仲間をよびもどすための合図 イ えさのある場所を知らせるための合図
ウ 敵に攻撃をしかけるための合図 エ 子を落ち着かせるための合図
(4)筆者は、ドラミングは実際にはどのようなはたらきをもつ行動だと述べているか。「〜こと。」の形で、二十字以上三十字以内で書きなさい。4点
(5)ゴリラについて誤った見方が広まった原因として、この文章で述べられているものを全て選び、記号で答えなさい。【完答】5点
ア ごく短い期間の観察だけで、全体をわかったつもりになって判断されたこと。
イ ゴリラの体の大きさが実際より小さく伝えられたこと。
ウ 西洋の人々のもつ価値観を通して、ゴリラが見られたこと。
エ 映画や物語によって、おそろしいイメージがくり返し広められたこと。
オ ゴリラの数が急に増えて、人と出会う機会が多くなったこと。
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四(つづき)
(6)ゴリラの群れの関係について、筆者の述べる内容に最もあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 最も強い個体が力で他を従わせることで、秩序が保たれている。
イ 対立が起きたときには間に入って収める動きがあり、たがいに共存できる関係が保たれている。
ウ 群れの中では争いが絶えず、弱い個体は追い出されてしまう。
エ 個体どうしの関わりはほとんどなく、それぞれが別々に暮らしている。
(7)人間がゴリラに「凶暴さ」を押しつけてしまった背景には、人間自身のどのようなものがあったと筆者は指摘しているか。三十字以上四十字以内で書きなさい。5点
(8)「作られた物語」が一度広まってしまうと、どのような危険があるか。四十字以上五十字以内で書きなさい。6点
(9)この文章における筆者の主張として最もふさわしいものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 動物の研究は、専門家だけにまかせておけばよいということ。
イ 実際の姿を知ろうとし、相手の立場に立って理解し直すことで、「物語」を超えられるということ。
ウ 人間と動物は、どこまでも分かり合えない存在だということ。
エ 昔から語られてきた話は、文化として大切に守るべきだということ。
(10)この文章全体の構成を説明したものとして最もふさわしいものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 結論の提示→具体例の列挙→反対意見の紹介→結論のくり返し
イ 通説の提示→通説への疑問→筆者が確かめた事実の報告→誤解が生じた原因の分析→主張
ウ 体験の回想→人物の心情の描写→情景の描写→感想
エ 問題提起→統計資料の分析→他国との比較→制度の提案
(11)題名にある「物語」は、この文章ではどのような意味で使われているか。最もふさわしいものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 人々が楽しむために作られた、昔話や小説のような作り話。
イ 動物たちが自分たちの歴史を語り伝えてきた話。
ウ 映画や小説の中に出てくる、あらすじや筋書きのこと。
エ 実際とはちがうのに、人々の間に広まって信じられているイメージや見方。
(12)あなたの身のまわりにある「作られた物語」の例を一つ挙げ、それにどう向き合いたいかを、四十字以上五十字以内で書きなさい。6点
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二 語句の知識 (2点×7) |
(1) | | (2) | |
| (3) | | (4) | |
| (5) | | (6) | |
| (7) | |
三 接続語・ 指示語と 論の展開 (16点) |
(1) | | (2) | |
| (3) | | (4) | |
| (5) | | (6) | |
| (7)① | | (7)② | |
| (7)③ | | (7)④ | |
| (8) | |
| (9) | |
※ 三(8)は十五字以内で書きます。句読点も一字と数えます。
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四 作られた 「物語」を 超えて (50点) |
(1) | | (2) | |
| (3) | |
| (4) | |
| (5) | |
| (6) | |
| (7) | |
| (8) | |
| (9) | | (10) | |
| (11) | |
| (12) | |
※ 記述問題は、解答欄におさまるように、ていねいな字で書きなさい。句読点も一字と数えます。
(4)は20〜30字(「〜こと。」の形)/(7)は30〜40字/(8)は40〜50字/(12)は40〜50字です。
(5)は「全て選べ」の問題です。答えがそろって初めて得点になります。
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