中学3年 第2回 社会(予想問題) 模範解答・解説
配点一覧 知識・技能=60点(知技1〜知技5:各2点×6=12点)
思考・判断・表現=40点(考1:2点×4/考2:2点×5/考3:2点×4/考4:2点×4/考5:3点×2) 合計100点 小問49問
知技1世界恐慌と1930年代の世界2点×6=12点
(1)イニューヨーク株式市場の大暴落(1929年10月)。ウ・エは恐慌の結果として起きたことで、きっかけではない。
(2)ウルーズベルト。アは第一次世界大戦時、イは第二次世界大戦末期、エは南北戦争期の大統領で時期が合わない。
(3)エムッソリーニ。アはドイツ、イはソ連、ウはスペインの指導者。
(4)アイは社会主義、ウは議会制民主主義、エは自由放任の説明で、いずれもファシズムとは逆の内容。
(5)イ満州事変(柳条湖事件がきっかけ)。アは1937年、ウは1900年、エは1939年のソ連との国境紛争。
(6)ウ日中戦争(盧溝橋事件がきっかけ)。アは1904年、イは1941年、エは1894年。
知技2第二次世界大戦2点×6=12点
(1)ア1939年9月のポーランド侵攻。イは1941年で開戦後、ウは1935年で開戦前、エは太平洋戦争の始まり。
(2)ウ1941年12月、真珠湾攻撃とマレー半島上陸で開戦。アは第二次世界大戦、エは終戦。
(3)ア日ソ中立条約(1941年)。イは1940年の枢軸国の同盟、ウは日露戦争の講和条約、エは1956年。
(4)エ集団疎開(学童疎開)。アは大学生の出征、イは生徒・学生を工場で働かせたこと、ウは朝鮮・中国の人々を連れてきたこと。
(5)イポツダム宣言。アは1941年の米英の共同宣言、ウは日本の領土処理の方針、エは1948年で戦後の宣言。
(6)ア8月6日に広島、8月9日に長崎。ウ・エはそれぞれ一方が誤り。
知技3戦後の日本の民主化2点×6=12点
(1)イGHQ。アは1945年発足の国際組織で占領の主体ではなく、ウは戦争責任を裁いた裁判所、エは戦前の天皇の諮問機関。
(2)ウ財閥解体。アは農村の改革、イは1873年、エは明治政府の産業育成策。
(3)ア1946年11月3日公布・1947年5月3日施行。公布日が文化の日、施行日が憲法記念日。
(4)エ国民主権。ウの三権分立は原理ではなく権力のしくみ。
(5)ア教育基本法(1947年)。イは1890年に出され戦後に廃止、ウは1872年、エは1938年。
(6)ウ1945年の改正で満20歳以上の男女に拡大。アは1925年、イは1889〜1919年、エは2015年の改正。
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中学3年 第2回 社会(予想問題) 模範解答・解説
知技4冷戦と国際社会2点×6=12点
(1)ア「直接戦火を交えない」が冷戦の核心。イ・ウ・エはいずれも冷戦の定義に当てはまらない。
(2)イNATO(1949年)。アは東側の組織、ウは1993年発足、エは1967年発足の地域協力組織。
(3)ウワルシャワ条約機構(1955年)。アは1919年の国際共産主義組織、イは東側の経済協力機構で軍事同盟ではない。
(4)エキューバ危機(1962年)。アは1948年、イは1965年以降に本格化、ウは1950年で、いずれも年が合わない。
(5)イアジア・アフリカ会議(バンドン会議、1955年)。アは1945年の米英ソ首脳会談、ウは先進国首脳会議、エは1921年。
(6)アベトナム戦争。1965年の北爆でアメリカの介入が本格化し、1975年に南ベトナムの首都が陥落して終わった。イは1991年、ウは1948年以降に4度起こった戦争、エは2003年で時期が合わない。
知技5地図と地形図2点×6=12点
(1)ア縮尺=実際の距離を縮めた割合。イは標高の説明。
(2)イ等高線は同じ標高を結んだ線。アは等温線、ウは等雨量線。
(3)ウ「文」は小・中学校。高校は「文」を丸で囲む。
(4)イ「卍」は寺院。神社は鳥居の形の記号。
(5)エ方位記号がないときは、地図の上が北。
(6)ア水準点は標高の基準。三角点は位置(緯度・経度)をはかる基準で役割が異なる。
思考・判断・表現(40点)の解答・解説
考1地形図の読み取り(資料1)2点×4=8点
(1)イ6cm×25,000=150,000cm=1,500m。アは縮尺をかけ忘れ、エは単位をcm→mに直し忘れた誤り。
(2)ア資料1では、東(Q側)の等高線が密に重なり、西(P側)は間隔が広い。等高線の間隔がせまいほど同じ距離で標高差が大きく、傾斜が急になる。
(3)ウ最も内側の等高線が400mで、山頂はその内側にある。次の等高線(500m)は描かれていないので、標高は400m以上500m未満。
(4)ウたて2cm→500m、よこ4cm→1,000m。500×1,000=500,000m2。面積は縮尺を2回かけることに注意する。
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中学3年 第2回 社会(予想問題) 模範解答・解説
考2世界恐慌前後の鉱工業生産指数(資料2・3)2点×5=10点
(1)ウDだけが一度も下がらず1935年に250に達している。社会主義国のソ連。ア・イ・エはいずれも1932年前後に大きく落ちこんでおり、Dには当てはまらない。
(2)イソ連は五か年計画による計画経済をとり、資本主義の世界市場と切りはなされていた。アはイギリス、ウは国際連盟に加盟していた時期もあり理由にならない、エは五か年計画で重工業を急速に発展させたので誤り。
(3)エニューディール政策(ルーズベルト)。アはイギリス・フランス、イはソ連、ウは明治政府の政策。
(4)アブロック経済。イはアメリカ、ウは関税を下げる政策で逆、エは16〜18世紀の経済思想。
(5)エBは1935年に96で、1929年の水準(100)のほぼ9割に回復しているので「半分に届いていない」は誤り。アは1932年に54で最低(正)、イは100→250で一貫して上昇(正)、ウは106で100を上回る(正)。
参考 Aはアメリカ(1932年に54まで落ちこみ、最も打撃が大きかった)、Bはドイツ(1933年以降に急回復)、Cはイギリス(落ちこみが小さい)、Dはソ連。
考35つの道県の統計(資料4)2点×4=8点
(1)ア北海道。面積83,424km2と群を抜いて広く、農業産出額も12,667億円で最多。
(2)ウ愛知県。製造品出荷額478,946億円は他の4道県の合計を大きく上回り、自動車工業を中心とする中京工業地帯を反映している。
(3)BB=1,404万人÷2,194km2=約6,400人/km2。次に高いCでも754万÷5,173=約1,460人/km2で、Bが明らかに最も高い。
(4)ウEは2,281km2だがBは2,194km2でBのほうが小さいため誤り。ア(12,667億円で最多)、イ(20,247は61,336の半分30,668未満)、エ(229億円で最少)はいずれも正しい。
考4戦後の日本の年表(資料5)2点×4=8点
(1)イサンフランシスコ平和条約(1951年)。アは同じ日に結ばれたが独立回復の条約ではなく、ウは1919年、エは1895年。
(2)ウ国際連合(1956年加盟)。ソ連との国交回復で、ソ連の拒否権がなくなったため加盟できた。アは1946年に解散、イは日本は加盟していない、エは日本と無関係。
(3)ア1955〜73年が高度経済成長期。イは1973年以降、ウは1980年代後半、エは終戦直後の様子で時期が合わない。
(4)エベルリンの壁が取りこわされたのは1989年で年表の期間外。テレビ放送の開始1953年、東海道新幹線の開通1964年、日本万国博覧会1970年はいずれも期間内。
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考5農地改革と朝鮮特需3点×2=6点
(1)ア農地改革。小作人の多くが自作農となり、農村を支配していた地主の力が弱まった。イ・ウ・エはいずれも実際と逆、または事実に反する。
(2)ア特需景気(朝鮮特需)。アメリカ軍からの大量の物資の注文で好景気となり、日本の経済の復興が早まった。イは日本は参戦していないので誤り、ウ・エは事実に反する。
落としやすいポイント(復習チェック)
① 満州事変(1931年)と日中戦争(1937年)を混同する
きっかけは、満州事変=柳条湖事件、日中戦争=盧溝橋事件。年号とセットで覚える。
② 第二次世界大戦(1939年〜)と太平洋戦争(1941年〜)の開始を区別していない
ドイツのポーランド侵攻=第二次世界大戦、日本の真珠湾攻撃=太平洋戦争。問われているのがどちらかを必ず確認する。
③ 縮尺の計算で「面積」のときに縮尺を1回しかかけない
距離は縮尺を1回、面積は2回かける(たて・よこそれぞれを実際の長さに直してからかける)。考1(4)はここで差がつく。
④ 等高線の「間隔」と傾斜の関係が逆になる
間隔がせまい=急、広い=ゆるやか。同じ標高差を進む距離が短いほど急だ、と理屈で覚える。
⑤ 恐慌対策を国ごとに整理していない
アメリカ=ニューディール政策(公共事業)、イギリス・フランス=ブロック経済(植民地+高関税)、ソ連=五か年計画(影響を受けず)、ドイツ・イタリア・日本=ファシズム・侵略。
⑥ 統計表を「大きい数字」だけで判断する
人口密度は必ず人口÷面積で計算し直す。愛知県は人口が多いが、面積も東京都の2倍以上あるので密度は東京都に及ばない。
⑦ サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約を取り違える
同じ1951年に結ばれたが、独立回復=平和条約、米軍の駐留継続=安保条約。目的で区別する。
⑧ 「誤っているものを選びなさい」で正しいものを選んでしまう
この回では考2(5)・考3(4)・考4(4)の3問が「誤っているもの」を問う形式。設問文の太字に印をつけてから選択肢を読む習慣をつける。
知識・技能 60点 + 思考・判断・表現 40点 = 合計 100点(小問49問)
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