【注意事項】
- 問題は「一」から「四」(P.1〜P.5)までです。解答はP.6〜P.9の解答用紙に書きなさい。
- 大問四は、教科書『国語3』(光村図書)の「人工知能との未来」「人間と人工知能と創造性」を開いて解答しなさい。
- 大問四では、「人工知能との未来」(羽生善治)を文章A、「人間と人工知能と創造性」(松原仁)を文章Bと呼びます。
- 解答は、解答用紙の適切な欄に、ていねいに楷書で書きましょう。
- 句読点などの符号も一字と数えます。
知識・技能 (50点)
一
次の──線部について、①〜⑩は漢字の読みをひらがなに直し、⑪〜⑳はひらがなを漢字に直して書きなさい。ただし、⑤⑧⑩⑰⑱⑳は送りがなも必要なので、必ず送りがなまで書くこと。
1点×20=20点
①技術の驚異的な進歩。
②若手の棋士が勝つ。
③膨大な情報を集める。
④未知の領域に入る。
⑤判断を機械に委ねる。
⑥弱点を克服する。
⑦名画を鑑賞する。
⑧同じ手順を繰り返す。
⑨鋭い洞察を示す。
⑩長年の経験で培う。
⑪しんちょうに進める。
⑫素朴なぎもんをもつ。
⑬新しいていあんを受け入れる。
⑭解決策をもさくする。
⑮れいせいに判断する。
⑯固いけついを示す。
⑰難問にいどむ。
⑱信頼関係をきずく。
⑲調査のはんいを広げる。
⑳意見が一方にかたよる。
1 / 9
二
次の問いに答えなさい。(語句の知識)
2点×7=14点
(1)「膨大」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア ふくれあがってこわれそうなこと。 イ 量や数がきわめて多く、規模が大きいこと。
ウ 重要で価値が高いこと。 エ 少しずつ増えていくこと。
(2)「懸念」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 自信をもって言い切ること。 イ 気がかりで、心配に思うこと。
ウ 深く考えずに受け入れること。 エ はっきりと区別すること。
(3)「抽象」の対義語を、漢字二字で書きなさい。
(4)次の四字熟語の□にあてはまる漢字一字を書きなさい。 試行□誤(失敗を重ねながら方法を探ること)
(5)次の慣用句の□にあてはまる語を、ひらがなで書きなさい。 □を巻く(あまりのみごとさに、たいへん感心する)
(6)「予測」の類義語としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
(7)「創造」と熟語の組み立てが同じものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
2 / 9
三
次の例文A〜Hについて、後の問いに答えなさい。(文の成分と文の構造)
2点×8=16点
A 姉は、母が買ってきたケーキを食べる。
B ああ、ついに夏休みが終わってしまったのか。
C 兄は将棋を指し、弟は囲碁を打つ。
D 新しい技術が広まれば、社会の仕組みは変わる。
E 兄の絵と 妹の詩は、たがいに引き立て合う。
F 昨日、私は図書館で人工知能の本を読んで おいた。
G しかし、雨はまだ降り続いている。
H 若い職人が、新しい方法をねばり強く探している。
(1)Aの文の述語は「食べる」である。この述語に対応する主語を、一文節で書き抜きなさい。
(2)Fの──線部「図書館で」は、文の成分としては何にあたるか。答えなさい。
(3)Gの──線部「しかし」は、文の成分としては何にあたるか。答えなさい。
(4)Bの──線部「ああ」は、文の成分としては何にあたるか。答えなさい。
(5)Eの──線部「兄の絵と」と「妹の詩は」の二つの文節の関係を答えなさい。また、この二つがひとまとまりになって主語の働きをしている、このようなまとまりを何というか。【両方正解で2点】
(6)Fの──線部「読んで」と「おいた」の二つの文節の関係を答えなさい。
(7)C・Dの文を、それぞれ単文・重文・複文のいずれかに分類しなさい。【完答で2点】
(8)Hの文を、単文・重文・複文のいずれかに分類しなさい。
3 / 9
思考・判断・表現 (50点)
四
教科書『国語3』(光村図書)の文章A「人工知能との未来」(羽生善治)と文章B「人間と人工知能と創造性」(松原仁)を読んで、後の問いに答えなさい。
50点
(1)文章Aの筆者が、人工知能について語る立場としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 人工知能を開発している技術者として、その仕組みを説明する立場。
イ 将棋の棋士として、人工知能と実際に向き合ってきた当事者の立場。
ウ 人工知能を一度も使ったことのない、まったくの第三者の立場。
エ 人工知能の普及を止めようとする、反対運動の立場。
(2)文章Aで、人工知能が力を発揮できるようになった理由としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 人間よりも強い意志をもち、勝ちたいという気持ちが大きいから。
イ 人間と同じように、盤面を見て美しさを感じ取れるようになったから。
ウ きわめて多くの局面を高速に計算し、人間が検討しない手まで調べられるから。
エ 過去の対局をすべて暗記し、同じ手をそのままくり返しているから。
(3)文章Aで筆者が述べている、人間がもつ感覚(「大局観」や「美しい手」という感じ方)は、考える場面でどのような働きをしているか。「〜こと。」の形で書きなさい。4点
(4)文章Aで筆者が述べている、人工知能の判断と人間の判断のちがいとしてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 人工知能は判断をまちがえることがあるが、人間はまちがえない。
イ 人工知能には恐怖やためらいがないが、人間の判断には心理が影響する。
ウ 人工知能は時間をかけて考えるが、人間はまったく考えずに指す。
エ 人工知能は勝敗にこだわるが、人間は勝敗をまったく気にしない。
(5)文章Aで筆者が、人工知能を脅威としてだけでなく前向きにも受けとめているのはなぜか。「〜ため。」の形で書きなさい。4点
(6)文章Bの筆者が、人工知能について語る立場としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 棋士として、対局の経験をふり返る立場。 イ 人工知能の研究者として、研究にたずさわる立場。
ウ 小説家として、作品づくりを語る立場。 エ 法律の専門家として、規制のあり方を論じる立場。
4 / 9
四(つづき)
(7)文章Bが取り上げている問いとしてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 人工知能は、いつ人間の仕事をすべて奪うのか。
イ 人工知能は、小説や絵のような作品を生み出せるのか。また、創造とは何なのか。
ウ 人工知能を動かすには、どれだけの電力が必要なのか。
エ 人工知能に、どのような言語を使わせるべきなのか。
(8)文章Bで筆者は、人工知能に創造性があるかどうかは、何によって決まると指摘しているか。「〜こと。」の形で書きなさい。4点
(9)文章Aと文章Bの共通点と相違点を、それぞれ書きなさい。【共通点・相違点の両方を書くこと】6点
(10)二つの文章を読み比べることによって、人工知能についてのあなたの考えはどのように深まったか。四十字以上五十字以内で書きなさい。5点
(11)これからの社会で、人間は人工知能とどのように付き合っていくべきだと考えるか。二つの文章をふまえ、あなたの考えを六十字以上八十字以内で書きなさい。6点
(12)二つの文章を読み比べるときの方法として適切なものを全て選び、記号で答えなさい。【完答/二つあります】3点
ア 同じ題材について、それぞれの筆者がどのような立場から、何を根拠に述べているかを整理する。
イ 文章が長いほうの筆者の考えが、必ず正しいものとして読む。
ウ 共通している点と異なっている点を分けて整理し、そこから自分の考えをつくる。
エ 自分の考えと合わない文章は、内容を確かめずに読み飛ばす。
オ どちらの筆者の主張が正しいかを、読む前に決めておく。
5 / 9
二 語句の知識 (2点×7) |
(1) | | (2) | |
| (3) | | (4) | |
| (5) | | (6) | |
| (7) | |
三 文の成分と 文の構造 (2点×8) |
(1) | | (2) | |
| (3) | | (4) | |
| (5) | 関係〔 〕 / まとまりの名前〔 〕 |
| (6) | |
| (7) | C〔 〕 / D〔 〕 |
| (8) | |
※ 三(5)は「関係」と「まとまりの名前」の両方正解で2点、三(7)はC・Dの完答で2点です。
7 / 9
| 四(つづき) |
(9) | 共通点
相違点 |
| (10) | |
| (11) | |
| (12) | |
※ 記述問題は、解答欄におさまるように、ていねいな字で書きなさい。句読点も一字と数えます。
(3)(8)は「〜こと。」、(5)は「〜ため。」の形で結ぶこと。(10)は40〜50字、(11)は60〜80字です。(9)は共通点・相違点の両方を、(12)は完答で答えること。
9 / 9