【注意事項】
- 問題は「一」から「四」(P.1〜P.5)までです。解答はP.6〜P.8の解答用紙に書きなさい。
- この問題用紙には本文は載せていません。大問四は、教科書『国語3』(光村図書)の「故郷」を開いて解答しなさい。
- 大問四では、場面や段落を言葉で示します。本文のどのあたりかを自分でさがして読み直しながら答えること。
- 解答は、解答用紙の適切な欄に、ていねいに楷書で書きましょう。
- 句読点などの符号も一字と数えます。
知識・技能 (50点)
一
次の──線部について、漢字はその読みをひらがなに直し、ひらがなは漢字に直して書きなさい。⑤・⑥・⑨・⑲・⑳は送りがなが必要なので、必ず送りがなまで書くこと。
1点×20=20点
①荒涼とした冬景色。
②重苦しい雰囲気。
③めぐまれない境遇。
④謙虚な態度。
⑤川を隔てる橋がかかる。
⑥国の勢いが衰えた。
⑦すっかり疎遠になる。
⑧貧困に苦しむ人々。
⑨友を慕う気持ち。
⑩別れの名残をおしむ。
⑪ざんこくな現実。
⑫自由のためにぎせいを払う。
⑬かんしょうにひたる。
⑭喜びをじっかんする。
⑮どりょくを重ねる。
⑯駅までのきょりを測る。
⑰古いしゅうかん。
⑱しょうらいの夢。
⑲とぼしい経験。
⑳なつかしい思い出。
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二
次の問いに答えなさい。(語句の知識)
2点×7=14点
(1)「荒涼」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 荒れ果てて、もの寂しい様子。 イ 広々として、明るくのびやかな様子。
ウ 風や波が激しく荒れ狂う様子。 エ 人が多く集まって、にぎやかな様子。
(2)「よそよそしい」の意味としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
ア 親しみがなく、他人のように冷たい。 イ 遠慮がなく、なれなれしい。
ウ 細かいところまでよく気がつく。 エ 落ち着きがなく、そわそわしている。
(3)「希望」の対義語を、漢字二字で書きなさい。
(4)「境遇」の類義語としてあてはまるものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
(5)「心に深く感じ入ることが、限りなく大きいこと」を表す四字熟語「感慨□□」の□にあてはまる漢字二字を書きなさい。
(6)「本心を打ち明けて話す」という意味の慣用句「□を割って話す」の□にあてはまる、体の一部を表す漢字一字を書きなさい。
(7)「貧困」と熟語の組み立てが同じものを、次から一つ選び、記号で答えなさい。
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三
次の【A】〜【F】について、──線部の意味や文法的な説明としてあてはまるものを、それぞれの語群から一つ選び、記号で答えなさい。
1点×16=16点
【A】「れる・られる」の意味
ア 受け身 イ 可能 ウ 自発(自然とそうなる) エ 尊敬
(1)友人に名前を呼ばれる。
(2)この魚は生でも食べられる。
(3)幼いころの日々が思い出される。
(4)校長先生が職員室を出られる。
【B】「ようだ」の意味
ア 推定(たぶんそうだろうという判断) イ 比喩(たとえ)
(5)空が暗い。ひと雨来るようだ。
(6)湖の水面は、まるで鏡のようだ。
【C】「そうだ」の意味
ア 様態(そういう様子に見える) イ 伝聞(人から聞いた)
(7)今にも雪が降りそうだ。
(8)兄は来月、故郷へ帰るそうだ。
【D】「ない」の文法的な説明
ア 打ち消しの助動詞 イ 形容詞 ウ 補助形容詞
(9)まだ返事を書かない。
(10)机の上には、何もない。
(11)この本は、あまりおもしろくない。
【E】格助詞の意味
ア 場所 イ 時 ウ 手段・道具 エ 原因・理由 オ 相手 カ 主語を表す
(12)小刀で竹を割る。
(13)大雨で川の水があふれる。
(14)私の生まれた村は、海に近い。
【F】助詞の種類
ア 格助詞 イ 接続助詞 ウ 副助詞 エ 終助詞
(15)日が暮れたので、家へ帰った。
(16)もう一度だけ会いたいな。
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思考・判断・表現 (50点)
四
教科書『国語3』(光村図書)の「故郷」を開いて、後の問いに答えなさい。
50点
(1)この作品の語り手について、あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 作品の中に登場する「私」自身が、自分の体験を振り返りながら語っている。
イ 作品の外にいる語り手が、すべての人物の心の中を同じように説明している。
ウ 登場人物のルントウが、自分の目から見た「私」について語っている。
エ 作者が、読者に向かって解説を加えながら、事実だけを記録している。
(2)この作品の語り方には、どのような効果があるか。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 登場人物全員の心の中を、かたよりなく等しく示すことができる。
イ 語り手の目に映った景色や人物が、語り手の心情と重ねられて、内側から直接伝わる。
ウ 出来事の事実関係だけが示され、感情が入りこまなくなる。
エ 結末を先に明かすことで、読者の興味を失わせないようにできる。
(3)冒頭の、荒涼とした冬の風景の描写は、何のために置かれているか。「〜ため。」の形で、二十五字以上三十五字以内で書きなさい。4点
(4)記憶の中の故郷と、目の前の故郷とを比べたときの「私」の受けとめ方として、あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 記憶よりもずっと立派になっていて、誇らしく感じている。
イ 記憶とまったく同じ姿のままで、安心している。
ウ 記憶の中の美しい故郷とはかけ離れた姿にがっかりし、記憶の方が美化されていたのかとも疑っている。
エ もともと故郷に愛着がなかったので、どう変わっても関心がない。
(5)少年時代のルントウについて、「私」の記憶に残っているものとしてあてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 無口で何もできず、いつも「私」に助けられていた少年。
イ 活発で物知りで、すいか畑の猹(チャー)の話など、「私」の知らない世界を語ってくれた少年。
ウ 裕福な家の子で、「私」をいつも見下していた少年。
エ 学問に秀でていて、「私」に文字を教えてくれた少年。
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四(つづき)
(6)再会したルントウの姿やふるまいの変化は、何を表しているか。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。4点
ア 年月がたてばだれでも老けるという、自然のなりゆき。
イ 都会に出て成功し、人がらまで変わってしまったこと。
ウ 重い負担と苦しい暮らしの中で、昔の明るさやのびやかさを失ってしまったこと。
エ 「私」に対する怒りをおさえて、わざと冷たくふるまっていること。
(7)ルントウが「私」を「旦那様(ダンナサマ)」と呼び、敬語を使ったとき、「私」はどのような気持ちになったか。「〜という気持ち。」の形で、二十五字以上三十五字以内で書きなさい。4点
(8)「私」とルントウとの間にできてしまった「厚い壁」とは、どのようなことを表しているか。「〜こと。」の形で、三十字以上四十字以内で書きなさい。5点
(9)ヤンおばさん(楊おばさん)が、家の物を次々と持ち去っていく描写は、この作品の中で何を示しているか。あてはまるものを次から一つ選び、記号で答えなさい。3点
ア 村の人たちが、もともと正直でない人ばかりであったこと。
イ 苦しい暮らしが長く続くなかで、人々が心の余裕を失い、すさんでしまったこと。
ウ 「私」の家族が、村でとても慕われていたこと。
エ 「私」が家を引き払うことを、村の人が喜んでいたこと。
(10)ルントウの息子シュイション(水生)と、「私」の甥ホンル(宏児)が仲よくなる場面は、この作品の中でどのような意味をもっているか。「〜こと。」の形で、二十五字以上三十五字以内で書きなさい。4点
(11)作品の最後で、「私」の「希望」についての考えはどのように動いたか。三十字以上四十字以内で書きなさい。6点
(12)この作品を読んで、あなたは「希望」とはどのようなものだと考えるか。四十字以上五十字以内で書きなさい。6点
※(12)は、①「希望」についての自分の考えがはっきり書けていること、②作品の内容(「私」の思索)とつながっていること、③四十〜五十字におさまっていること、の三点で採点します。
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四 「故郷」の 読解 (50点) |
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※ 記述問題は、解答欄におさまるように、ていねいな字で書きなさい。句読点も一字と数えます。
字数…(3)(7)(10)=25〜35字/(8)(11)=30〜40字/(12)=40〜50字
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